山形県の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 山形縣護國神社(やまがたけんごごくじんじゃ)
山形縣護國神社は、1869年戊辰戦争の殉難者の慰霊のために創立された神社です。
4万845柱の神を祀っています。
狛犬は一般的なものよりスリムでヒョウのような体型なのが特徴です。
山形縣護國神社は、山形市随一の景勝地として知られ、お正月には県内最大の参拝者が訪れます。
入り口に立つ鳥居は10.5メートルあり、鳥居をくぐると長い参道が続きます。
参道を歩いていると、心が穏やかに清められていくようです。
掲げられた社号額は、1.3畳分の大きさを誇ります。
境内は広々とし、長細い敷地に鎮座しています。それは、隣を流れる川にそって作られているからです。
拝殿の他に、境内には戦没者慰霊碑、山形県神社庁の建物もあります。
境内で求めることが出来るお守りの中で「ランドセルお守」はランドセルの形をしたお守りで、学生や女性からの人気を集めています。
参拝者数:約13万人
ご利益:商売繁盛・合格祈願・交通安全・厄除け
所在地:〒990-0053 山形県山形市薬師町2丁目8-75
アクセス:山形駅より車で約10分、バスでは千歳公園待合所 徒歩約1分
URL:http://www.yamagataken-gokokujinja.jp/
2位 鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)
鳥海月山両所宮は1063年創建の古社です。
御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と月夜見命(つきよみみこと)を祀っています。
平安時代、源頼義(みなもとのよりよし)が、戦勝祈願に訪れ、戦に勝利したと伝えられています。
この勝利の報賽として1063年に社殿を造営し、国家泰平・武門吉事の神と称したのがはじまりと伝えられています。
以来、「北の総鎮守」と崇敬され、1595年には山形城の城主、最上義光(もがみよしみつ)が社殿を再建しています。
社殿は、その後焼失しましたが、1720年前後に再建されたものが今に残ります。
境内には「金井の泉」があり、金洗いの井戸と言われています。
社殿や門は市の有形文化財に指定されています。
山形県で初詣参拝者の数が10万人を超えるのは、当社と山形懸護国神社だけです。
参拝者数:約10万人
ご利益:武道成就・国家安泰
所在地:〒990-0057 山形県山形市宮町3-8-41
アクセス:北山形駅から徒歩10分
URL: http://www.kankou.yamagata.yamagata.jp/db/cgi-bin/search/search.cgi?panel=detail&d01=883
3位 荘内神社(しょうないじんじゃ)
荘内神社は250年にわたる酒井家藩主初代 忠次(ただつぐ)、二代 家次(いえつぐ)、三代 忠勝(ただかつ)、九代 忠徳(ただあり)を祀った神社で、1877年に鶴ヶ岡城本丸跡に創建された神社です。
参道の脇にある石や、土台にはところどころ白い石があり、鶴ヶ岡城の石垣の名残を見ることができます。
地元の人たちからは「神社はん」と呼ばれ、親しまれています。
境内には「宝物殿」があり、酒井家藩主ゆかりの品や古典雛、武者人形などが展示されています。
境内で求めることが出来るお守りは、種類が豊富で、仕事御守、根付鈴守、花咲き御守などがあります。
近年ブームになりつつある御朱印巡り愛好家からは、オリジナルの御朱印帳が人気を集めています。
尚、2006年製作の日本映画「武士の一分」のヒット祈願に、山田洋次監督や木村拓哉さんをはじめとする俳優陣が参拝に訪れたことでも知られている神社です。
参拝者数:約7万人
ご利益: 開運招福・商売繁盛・学業成就・家内安全・五穀豊穣
所在地:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町4-1
アクセス:JR羽越本線「鶴岡駅」からバス約8分「鶴岡市役所」下車
URL: http://jinjahan.com/
4位 大聖寺(だいしょうじ)
大聖寺は、奈良県の安倍文殊院(あべもんじゅいん)、京都府の天橋立切戸の文殊と並んで「日本三大文殊」に数えられています。
文殊とは、智慧を司る文殊菩薩のことで、学問の神様として知られています。
お正月をはじめ、受験シーズンには県内外から受験生やその家族が合格祈願に訪れることで知られています。
大聖寺のはじまりは、807年に僧侶である徳一上人が開山したのがはじまりと伝えられています。
徳一上人はこの地を中国の五台山へ例え学問の神、文殊菩薩を勧請し文殊堂を建立しました。
境内は広々と荘厳で、聖観世音菩薩立像などの貴重な文化財が多数あります。
文殊菩薩は、古くから智慧だけでなく、「生き文殊」と言われ、三年続けて参拝すると幸福と智慧を授かると信仰されてきました。
また、伊達政宗(だてまさむね)の生母が懐妊祈願に訪れたことも有名です。
参拝者数:約6万人
ご利益:学業成就
所在地:〒992-0321 山形県東置賜郡高畠町大字亀岡4028-1
アクセス:高畠駅からタクシー5分
URL:http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020020/03/mailmag/series/manpo/kameoka.html
5位 出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ)
出羽三山は、山形県の中央にそびえる月山(1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1504m)の総称で、出羽三山神社は、羽黒山頂に鎮座し、月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭している神社で、「神々の峰」と呼ばれています。
三山といっても独立した3つの山があるのではなく、月山を主峰に、峰続きに北に羽黒山、西に湯殿山があります。
主峰の月山は1,984mで、半円形のアスピーデ型火山の山です。
頂上の「おむろ」に月山神社があり、月読命(つきよみのみこと)を祀っています。
三山のそれぞれの山は、羽黒山が現世(正観世音菩薩=観音浄土)、月山が前世(阿弥陀如来=阿弥陀浄土)、湯殿山が来世(大日如来=寂光浄土)を表すと伝えられています。
初詣では現世の羽黒山から入山し、月山で死とよみがえり、湯殿山で再生する「死と再生」の参拝をされる方が多くいます。
おすすめのコースは、2日かけて出羽三山を参拝するコースです。
羽黒山五重塔と葺木造建築の社殿は国宝に指定されています。
参拝者数:約5万人
ご利益:家内安全・病気平癒・五穀豊穣
所在地:〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
アクセス:鶴岡市内発 庄内交通バス 羽黒山行き50分→終車
ただし、羽黒山五重塔を拝観する型は同バス 随神門下車
URL:http://www.dewasanzan.jp/