山梨県の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 武田神社(たけだじんじゃ)
かつて甲斐国であった山梨を代表する名将で歴史的人物の武田信玄(たけだしんげん)公をご祭神に祀っている神社が武田神社です。
山梨県民にとっては地元の英雄であり、武田信玄ファンにとっては聖地と言われる神社です。
県内で一番多くの初詣参拝客が訪れ、地元の人たちからは「信玄さん」の愛称で親しまれています。
社殿の建造は1919年で、毎年信玄公の命日である4月12日には例祭が奉仕されます。
信玄公は甲斐国の守護神であったことから、人生の勝負事にご利益があると言われています。
自分自身に勝つ、人生に勝つご利益があることから、政治家や経営者の方々からの崇敬を集めています。
また境内の「三葉の松」は秋の紅葉シーズンに黄金色で落葉し、この落ち葉を身に着けておくと金運に恵まれると言われています。
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参拝者数:約15万人
ご利益:開運招福・商売繁盛・必勝祈願・縁結び・子育て・学業成就・家内安全・交通安全
所在地:〒400-0014 山梨県甲府市古府中町2611
アクセス:甲府駅 武田神社行バス 8分
URL:http://www.takedajinja.or.jp/
2位 北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)
北口本宮冨士浅間神社は、富士山の吉田口登山道に鎮座している神社です。
地元の人たちからは「お浅間さん」と呼ばれ、親しまれています。
はじまりは110年、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東に遠征の時にこの地に立ち寄り、この地にたって富士を仰ぎ「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と言い、大鳥居が建てられ、神社創建に至ったと伝えられています。
御祭神は富士の神様である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、三種の神器を現世にもたらした彦火瓊瓊杵尊(ひこほのににぎのみこと)、全山の神である大山祇神(おおやまづみのかみ)を祀っています。
社殿は、幾度となく再建、造営が重ねられ、現在の社殿は1561年に武田信玄公が再建した建造物です。
参道の先にある大鳥居は、木製としては日本最大の大きさを誇ります。
境内にそびえる富士夫婦ヒノキ、富士太郎杉はご神木として知られています。
お正月には、参道に露店が立ち並び賑やかになります。
北口本宮冨士浅間神社で求めることが出来るお守の多くに富士山が刺繍されています。
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参拝者数:約10万人
ご利益:開運招福・事業成就・商売繁盛・必勝祈願・合格祈願・家内安全・交通安全・工事安全・方位除け・病気平癒・無病息災・大漁祈願
所在地:〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5558
アクセス:富士山駅から徒歩20分 山中湖方面行きバス 浅間神社前
URL:http://sengenjinja.jp/
3位 身曾岐神社(みそぎじんじゃ)
身曾岐神社は1985年創建の神社です。
幕末の神道家である井上正鉄(いのうえまさかね)が伝えた古神道の奥義「みそぎ」行法を伝え、徳を分け与えることを目的に建造されました。
御祭神は井上正鉄翁です。
神社名の「みそぎ」は、眼に見えない心や命を綺麗に清めるという意味があります。
本殿は神明造りで、国宝・奈良薬師寺金堂西塔の再建にかかわった宮大工が建造したものです。
2011年に、元フジテレビのフリーアナウンサーの高島彩さんと、歌手のゆずのメンバー、北川悠仁さんの結婚式が行われたことで全国的に知名度がアップしました。
また、境内に建つ能楽堂では度々ゆずのライブが開催されています。
境内で求めることが出来るお守りは、どれもデザインが個性的です。
「幸せゆず守り」は柚の形をした可愛らしい御守で、「夢かなう守り」はゆず、ハート、音符、りぼんが刺繍されていて、特に女性から人気があります。
御守は郵送でも購入することが出来ます。
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参拝者数:約8万人
ご利益:開運厄除・商売繁盛・縁結び・学業成就・合格祈願・家内安全・交通安全・無病息災
所在地:〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町高天原
アクセス: 小淵沢駅 タクシー5分
URL:http://www.misogi.jp/
4位 浅間神社(あさまじんじゃ)
浅間神社は天照大神(あまてらす おおみかみ)の孫にあたる天孫にお仕えしていた木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をご祭神に祀っている神社です。
木花開耶姫命は、容姿端麗で日本女性の規範と仰がれていたと伝えられ、富士の神様として知られています。
浅間神社の創建は、第11代天皇にあたる垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代、約二千年前にお祀りされたのがはじまりと言われていますが、正確な年はわかっていません。
864年に富士山の大噴火が起こり、その翌年の865年に木花開耶姫命をご祭神に祀ったと伝えられています。
古代、山梨は甲斐国と呼ばれていた時代の、甲斐国一宮です。
境内は三千四百坪近い敷地で、参道には樹齢200年を超える松の木があります。
松の木の下に、おみくじを結ぶ場所が設置されています。
また「夫婦梅」と呼ばれる梅の木があり、夫婦円満、子宝に恵まれるパワースポットとして地元では有名で、遠方より参拝に訪れる方もいます。
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参拝者数:約5万人
ご利益:安産祈願・子授け・諸願成就
所在地:〒405-0056 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
アクセス: JR山梨市駅からタクシー15分、JR甲府駅 一宮経由勝沼行バス40分
甲府駅よりバスにて(一宮経由勝沼行)約40分
URL:http://asamajinja.jp/index.html
5位 甲斐善光寺(かいぜんこうじ)
甲斐善光寺は、長野県の善光寺の焼失を恐れた武田信玄(たけだしんげん)が、1558年に長野より御本尊の善光寺如来、諸仏寺宝類を奉遷したことがはじまりのお寺です。
その後、1598にご本尊は長野の善光寺に戻され、改めて善光寺如来と前立仏を定めました。
現在の本堂は1796年に再建された建造物です。
堂中陣天井には、江戸の画家である希斎(きさい)によって描かれた巨大な龍が二匹あり「鳴き龍」として有名です。
鳴き龍は手を叩く多重反響現象により音が共鳴し、日本一の鳴き龍を誇り、鳴き龍を目当てに全国から参拝客が訪れるほどです。
1月1日から3日までは、鳴き龍が無料開放されています。
参拝者数:約3.5万人
ご利益:開運招福・商売繁盛・交通安全・厄除け・他
所在地:〒440-0806 山梨県甲府市善光寺3-36-1
アクセス:JR善光寺駅 徒歩7分、JR酒折駅 徒歩15分、JR甲府駅 タクシー12分
URL:http://www.kai-zenkoji.or.jp/