福岡県の初詣スポットとして有名な神社やお寺をご紹介します!
1位 大宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)
大宰府天満宮は学業の神様として知られる菅原道真公を祀っています。
京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社とされている神社です。
創建は919年で、903年に大宰府でなくなった菅原道真公の亡骸を葬ったのがはじまりと言われています。
創建当時は「安楽寺天満宮」の名でしたが、1871年に改名しました。
地元の人たちからは「天神様」の愛称で親しまれています。
境内にある「菅公歴史観」では、道真公の一生が博多人形のジオラマで再現されています。
隣接地にある九州国立博物館は、大宰府天満宮が誘致を働きかけ、5万坪の境内地が福岡県に寄付されて開館された深い関わりのある美術館です。
1月1日は歳旦祭が行われます。
大宰府天満宮は梅の名所としても知られていて、お神酒も梅酒です。
参拝者数:約210万人
ご利益:商売繁盛・学業成就・交通安全・厄除け・病気平癒
所在地:〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1
アクセス:太宰府駅 徒歩10分
URL: http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
2位 宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)
宮地嶽神社は神功皇后の時代に創建されたと伝えられる古社です。
御祭神は神功皇后(じんぐうこうごう)である息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村大神(かつむらのおおかみ)、勝頼大神(かつよりのおおかみ)を祀っている全国にある宮地嶽神社の総本社です。
桜門にかけられているしめ縄は日本一大きいと言われています。
宮地嶽神社では、毎月「ついたち参り」が行われていて、毎月1日0時から新しい月の一番祈祷祭が行われています。
参拝された方には「月参り御幣カード」が渡されますが、月ごとに異なるので、12か月分のカードを集める方も大勢います。
12か月集めた方には「宮地嶽神社一年金幣」が渡されます。
1月1日0時からは歳旦祭が行われ、参道には多くの露店が立ち並び大変賑やかになります。
本殿の他に奥の宮八社が祀られていて、五番社の「恋の宮」は女性の心身を守る神様で、女性のパワースポットと呼ばれています。
参拝者数:約108万人
ご利益:開運招福・商売繁盛・交通安全
所在地:〒811-3309 福岡県福津市宮司元町7-17-1
アクセス:福間駅 タクシー5分
URL: http://www.miyajidake.or.jp/
3位 宗像大社(むなかたたいしゃ)
宗像大社は玄界灘の沖ノ島にある沖津宮(おきつぐう)、大島にある中津宮(なかつぐう)、本土の辺津宮(へつぐう)の三宮を総称して宗像大社と呼ぶ神社です。
全国に点在する宗像神社、厳島神社、宗像三女神を祀る神社の総本社で、「裏伊勢」と呼ばれることもある大社です。
御祭神は沖津宮は田心姫神(たきりびめのみこと)、中津宮は湍津姫神(たぎつひめのみこと)、辺津宮は市杵島姫神(いちきしまひめのみこと)を祀っています。
三柱を総称して「宗像三女神(むなかたさんじょじん)」と呼んでいます。
境内にある「神宝館」には国宝の神宝、文化財が8万点も保管されています。
1月1日~3日は、新年祭が行われます。
古くから交通安全の神様として知られていて、県内の道路ではステッカータイプの交通安全守を貼っている車を多くみかけます。
参拝者数:約67.5万人
ご利益:事業繁栄・商売繁盛・家内安全・交通安全
所在地:〒811-3505 福岡県宗像市田島2331
アクセス:東郷駅 タクシー5分
URL: http://www.munakata-taisha.or.jp/
4位 筥崎宮(はこざきぐう)
筥崎宮は921年創建の古社で、京都の石清水八幡宮、大分の宇佐神宮とともに日本三大八幡宮の一つに数えられています。
「筥崎八幡宮」と呼ばれることもあります。
御祭神は応神天皇(おうじん天皇)、神功皇后(じんぐうこうごう)、玉依姫命(たまよりびめのみこと)を祀っています。
かつて筑前国であった時代から一宮として信仰を集めてきました。
1月3日に行われる「玉取祭」が有名で、締め込み姿の男たちが木製の宝珠を奪い合いながら本殿に納めるお祭は室町時代から続く神事で、多くの人が訪れます。
境内にはフレンチレストランの筥崎宮迎賓館、オープンカフェがあり、デートスポットとしても有名です。
境内にある「湧玉石」は、触れるだけで招福開運を得られると言われるパワースポットです。
毎年9月に行われる放生会で有名なのが「放生会はじき」です。
おはじきは「厄を祓う」という意味があり、土を素焼きした様々なデザインのおはじき入り御守は大変な人気で、プレミアがつく程です。
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参拝者数:約53万人
ご利益:事業繁栄・商売繁盛・必勝祈願・安産祈願・厄除け・延命長寿
所在地:〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1-22-1?
アクセス:箱崎宮前駅から徒歩3分、箱崎駅から徒歩8分
URL: http://www.hakozakigu.or.jp/
5位 久留米成田山(くるめなりたさん)
久留米成田山は、千葉県成田市にある成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)のご本尊、不動明王(ふどうみょうおう)を分霊し1955年に開山しました。
久留米成田山は、日本最大級の大きさを誇る救世慈母大観音様がそびえ、久留米のシンボル的な存在です。
救世慈母大観音様の他にも、日本唯一と言われる平和大仏塔極楽殿・仏舎利・地獄館が建立されています。
地元の人たちからは「身代わり不動尊」と呼ばれ、信仰を集めています。
また、境内にある「地獄館」は、悪事をした人が苦しむ姿を展示してある珍しい館です。
苦しむ姿を見て、我がふりを見直しましょうという意図で作られました。大変見応えがある展示です。
境内求めることが出来る、シンボルである慈母観音様のキーホルダーが大変人気です。
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参拝者数:約30万人
ご利益:開運厄除・商売繁盛・家内安全・交通安全
所在地:〒830-0052 福岡県久留米市上津町1386-22
アクセス:久留米駅 タクシー15分、南久留米駅 タクシー10分
URL: http://www.kurume-naritasan.or.jp/index.html
6位 高良大社(こうらたいしゃ)
高良大社は履中天皇の時代に創建されたと伝えられる古社で、筑後国時代から一宮として人々の信仰を集めてきました。
筑後の守り神としてだけでなく、芸能の神様としても有名です。
御祭神は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)、八幡神(やはたのかみ)、住吉大神(すみよしおおみかみ)の三柱を祀っています。
神社の名である「高良」は、鎮座する高良山が由来となっています。
現在の社殿は1660年に建造された建物で、神社建築としては九州最大の大きさを誇っています。
50年に一度の周期で行われる御神期祭 は、1792年から続く神事で、神輿行列が久留米市街地まで練り歩きます。
境内でひくことが出来る「とんぼ玉みくじ」は、おみくじの中にとんぼ玉の根付のストラップが入っているもので、大変人気があります。
1月1日0時に、太鼓の音が鳴り響き、歳旦祭が行われます。
参拝者数:約13万人
ご利益:商売繁盛・学業成就・合格祈願・家内安全・交通安全・厄除け・延命長寿
所在地:〒839-0851 福岡県久留米市御井町1?
アクセス:西鉄久留米駅 タクシー25分
久留米大学前駅 タクシー15分
URL: http://www.kourataisya.or.jp/
7位 八坂神社(やさかじんじゃ)
八坂神社は870年創建の古社です。
古くは「祇園社(ぎおんしゃ)」と呼ばれていたことから、地元の人から「こくらのぎおんさん」の愛称で呼ばれることもあります。
1868年に八坂神社に改称されました。
江戸時代から続く例大祭は「小倉祇園太鼓」で、京都の祇園祭、博多の祇園山笠祭とともに「日本三大祇園」に数えられています。
また、小倉祇園太鼓は1943年に坂東妻三郎、1958年には三船敏郎が主演で演じた映画「無法松の一生」に登場することから、その知名度は全国的です。
御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っています。
ストラップタイプのお守り、「えんむすびねつけ」「ちりめん梅ねつけ」が大変人気があります。
1月1日は歳旦祭、3日は元始祭が行われます。
参拝者数:約9万人
ご利益:縁結び・子育て・厄除け・無病息災
所在地:〒803-0813 福岡県北九州市小倉北区城内2-2?
アクセス:西小倉駅から徒歩10分
小倉駅から徒歩15分
URL: http://www.yasaka-jinja.com/
8位 水天宮(すいてんぐう)
水天宮は1190年代に建造されたと伝えられる古社で、国内、ハワイに点在する水天宮の総本宮です。
御祭神は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、安徳天皇(あんとくてんのう)、平徳子(たいら のとくし)、平時子(たいらのときこ)を祀っています。
境内にある肥前狛犬は、自分の体の痛いところと同じ場所を撫でると痛みが取れると言われています。
境内で求めることが出来る縁起物の中で、部屋の鬼門に置く(掛ける)と、厄除けになると言われている「河童面」が特に人気があります。
12月31日には年越大祓、1月1日は歳旦祭が行われます。
HPでは、通信祈願と御守の受付を行っています。
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参拝者数:約4.3万人
ご利益:安産祈願・子育て・家内安全・水難除け
所在地:〒830-0025 福岡県久留米市瀬下町265
アクセス:久留米駅から徒歩10分
URL: http://www.suitengu.net/
9位 水田天満宮(みずたてんまんぐう)
水田天満宮は、1226年創建の古社で、菅原道真公をご祭神に祀る神社です。
大宰府天満宮とともに「九州二大天満宮」に数えられています。
大宰府天満宮に比べると参拝客も少ないので、ゆっくり参拝が出来る「穴場」として注目されています。
境内社が複数あり、中でも日本で唯一と言われる恋の神社「恋木神社」(10位で紹介)は恋愛のパワースポットとして有名です。
また、赤鳥居の前にたつ月読神社は目の神様として知られています。
受験生はもちろん、パソコンやスマホなどで目を酷使する人が参拝に訪れています。
1月1日は元旦祭、学業合格厄除祈願祭が行われます。
また、甘酒樽開きも行われ、参拝者に甘酒が振る舞われます。
参拝者数:約2万人
ご利益:学業成就・家内安全
所在地:〒833-0027 福岡県筑後市水田56
アクセス:羽犬塚駅タクシー10分 ・JR新船小屋駅 タクシー8分
URL: http://www.mizuta-koinoki.jp/
10位 恋木神社(こいのきじんじゃ)
恋木神社は、水田天満宮の末社として、鎌倉時代より鎮座する神社です。
御祭神は恋命(こいのみこと)を祀っていますが、恋命を祀る神社は全国唯一です。
妻子と離れて大宰府で生涯を終えた道真公の御霊を慰めようと祀られたのがはじまりと伝えられています。
恋木神社に続く参道は「恋参道」と呼ばれ、ハートの陶板が並んでいる他、境内のあらゆるところにハートが点在しています。
境内では二人だけの結婚式を挙げることもできます。
また、恋愛だけでなく、人の縁を結ぶご利益があるとして、境内で求めることが出来るお守りは大変人気があります。
特に若い女性の参拝客が多く、お土産に御守を求める方も大勢います。
参拝者数:約2.5万人
ご利益:縁結び・夫婦円満
所在地:〒833-0027 福岡県筑後市水田62-1
アクセス:羽犬塚駅タクシー10分 ・JR新船小屋駅 タクシー8分
URL: http://www.mizuta-koinoki.jp/koinoki/