Ⅴ教皇(法王・司祭長)[The Hierophant]

教皇(きょうこう)

教会で神の教えを説く教皇が描かれています。

右手を挙げて二本の指を立てているポーズは聖者のサインです。

これは精神的、霊的な指導者であることを意味しています。

手前には二人の僧侶の姿があります。

 

この三人の関係は二人が指導者に教えを乞う「師弟関係」であり、導く者と導かれている者の関係図であることが分かります。

この手前の二人は教皇よりも下におり、同じ高さであることから友人同士や同じ立場であることが想像できます。

またこの三人の関係を三位一体と取ることも出来ます。

 

神の教えを伝え神の愛を与える精神的な平和のカードです。

社会に平和をもたらし、慈愛に満ちた教えを伝える伝道師のイメージです。

皇帝が物質的象徴であることに対し、教皇は精神世界のリーダーであり導き手であることを示しています。

 

教皇の正位置のキーワード

慈悲、連帯・協調性、信頼、尊敬、優しさ、思いやり、自信、法令・規律の遵守

 

教皇の逆位置のキーワード

束縛、躊躇、不信感、独りよがり、逃避、虚栄、怠惰、お節介

 

 

 

教皇の正位置

 

 

教皇の正位置の意味

神の教えを説く教皇は父であり指導者であると言えます。

また神の御手という意味も含めて「伝導」「援助」「父性」「精神性」というキーワードとなります。

神の教えという点では「慈愛」「善良」「信頼」「常識」も含まれると考えます。

 

他には「指導者」「教育」「宗教」「仲介役」といった意味もあり、二人の間を取り持つような人物がイメージされます。

精神的な愛に満ちていて、心が満たされるような癒しのカードです。

また宗教色の強いカードでもあり、長く続く伝統を重んじる心や儀式の重要性を意味すると捉えることもあります。

 

【教皇の正位置】恋愛・対人関係

正位置の場合、恋愛であれば誰かの紹介で良い縁が巡ってくる暗示です。

自分を理解し信頼できる仲介者に頼んでみましょう。

長く続く良い伴侶となりそうです。また友人や親せきの結婚式で出会いがありそうです。

もし結婚パーティーがあるなら期待して参加してみて下さい。

 

パートナーがいる人は、家族や親戚にパートナーを紹介するのに向いている時期です。

家族に受け入れられやすく、結婚に発展する可能性があります。

お互いに深い愛を感じられるでしょう。対人関係の場合は、尊敬できる友情を感じる時です。

 

お互いに好きなものを通して知り合った人とは良い友情を育めます。

穏やかで楽しい人間関係が築けます。友人でありながら興味のあるものをリードして教えてくれる楽しい関係です。

相手は信頼のおける人物で、あなたの心の支えとなってくれます。

 

【教皇の正位置】結婚

正位置では、とても良い運気です。

信用できる相手からの紹介ならお見合いも良く、結婚に結びつくような良い縁を得られるでしょう。

 

パートナーがいるのであれば、結婚に話が進む可能性があります。

二人で決めていくのではなく、経験者からの助言を大事にしましょう。誰かに頼っても良いのです。

結婚が決まっているのなら、両家の顔合わせや結納など儀式を大事に進めていきましょう。

 

フリーであれば、紹介された人とはとても良いご縁となります。

不特定多数の婚活パーティーよりもお見合いサイトなどの紹介で探してみると良いでしょう。

家族のような雰囲気が感じられる人が良さそうです。

 

【教皇の正位置】仕事

正位置の場合、信頼できる上司の指導で力を発揮できる時です。

上下の良いつながりを感じる事が出来るでしょう。

また自分も後輩や部下に良い指導が出来ます。組織力で成功を得ることが出来そうです。

チームワークを大事にして取り組みましょう。

 

運気としては良く、仕事そのものだけでなく誰かにサポートされてその良い関係が仕事を回します。

職業で言うならば教育関係やインストラクターのような指導する仕事が向いています。

 

救命救急士、弁護士、医師、宗教関係も良いでしょう。カウンセラーや人材育成も吉です。

心や体を助けてあげられる仕事が良いようです。

 

【教皇の正位置】金運

正位置の場合、金銭面での援助がありうまく回りそうです。

運気は良く、お金や資産に関する助け船を得られる兆しです。

もし金銭トラブルを抱えているのなら、経験豊富なプロに相談することで解決に導いてもらえるでしょう。

 

恥ずかしい内容であっても一人で抱え込まずに信頼できる年長者に何でも相談してみましょう。

もし予定外の大きな収入があったなら募金するのも良いでしょう。

 

 

 

教皇の逆位置

 

 

教皇の逆位置の意味

神聖な神の愛を説いているはずが、逆位置になると世俗的という意味になります。

協会の神聖な雰囲気もなくなり、そこから「尊敬できない」「不信感」「俗気」「世俗的」というキーワードが出てきます。

 

また協調性がなく分散してしまう状況や、即物的で理解を得られない状況も指しています。

協調性のなさは「信頼の欠如」「裏切り」「無慈悲」「悪用」などという意味にもなり、特に人間関係の問題を指します。

 

宗教色の強さから「偽善」や「形式ばっている」とも捉えます。

教皇や手前のふたりの僧侶を他人と捉えるか自分の状況と捉えるかで読み方が変わってきます。

 

【教皇の逆位置】恋愛・対人関係

逆位置の場合は、恋愛では裏切り行為が発覚しそうです。

浮気や不倫など、信頼を損なうようなことが起こるかもしれません。

そうでなくても、状況は悪く家族や友人が反対するような恋愛です。

 

また、特にうまくいっていなくても別れないという曖昧な状況でもこのカードが出てきます。

話は進展せず、なれ合いの付き合いなので結婚には至らない恋です。

恋人が尊敬できないような人物であるならその関係を考え直しましょう。

 

フリーであれば、運気は下降気味です。騙されやすいので異性の甘い誘いには注意しましょう。

誰かの紹介であっても裏がありそうです。また自分自身も遊びの気持ちで異性を誘うのはやめておきましょう。

 

対人関係であれば、誰かに紹介されても100%信じるのは危険かもしれません。

裏があるかもしれないのでいつもより慎重に行動しましょう。

真の友情を求めても今は難しいかもしれません。礼儀や常識のなっていない人物には要注意です。

 

【教皇の逆位置】結婚

逆位置では、結婚運はイマイチです。

もしパートナーがいるのであれば話を進める時期ではないようです。

自分の信頼に足り得る相手かどうかもう一度考えてみましょう。

 

密かに浮気しているのが発覚するかもしれません。また自分も試されている時期とも考えられます。

相手を裏切るような行為はしていませんか?

このまま一生付き合う事が出来ますか?

自問自答して自分の心も確かめましょう。

 

フリーの人は、焦るあまり縁談話に簡単に飛びつくのはやめておきましょう。

この時期の縁談は裏がありそうです。気を付けて相手を見てみましょう。

紹介者が信頼できない場合は思い切って断るのも良いでしょう。

 

【教皇の逆位置】仕事

逆位置では、頼りにならない上司や指示に従わない部下にイライラしそうです。

組織力が必要な時にまとまらず、うまく回っていきません。

助言を求めるのは難しそうです。

 

自信でも業務規程に違反がないかチェックし、自分の行いを引き締めましょう。

汚職に巻き込まれたりネズミ講に関わるような不法な行いには十分注意しましょう。

ルールに背く行為は特に裏目に出やすい時期です。

 

新しい職場にこのカードが出てきたら、窮屈で人間関係で悩む職場と考えられます。

避けておいた方が良さそうです。

 

【教皇の逆位置】金運

逆位置であれば、誰かに悪用されお金や資産がなくなっていく暗示です。

無駄に根拠のない投資やギャンブルは失っていくだけなので考え直しましょう。

 

ネットワークビジネス等を悪用してのマインドコントロールの心配もあります。

もう一度客観的に見直して、立て直しにはFP等のプロに頼むと良いでしょう。

 

運気は停滞しており、助けの少ない時期です。

違法や裏ルートの可能性のあるお金に充分注意しましょう。

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