ワンドの4(杖)[Four of Wands]

ワンドの4

4本の棒が柱のように建てられており、上部は木の葉や木の実で飾り付けされています。

辺りはとても明るく、穏やかな雰囲気が感じられます。

柱の奥には家に来る者を歓迎しているような男女が手を挙げて合図しています。

男女共遠くにはいますが、花の冠をかぶり手には華やかな植物を持っているようです。

見ている人を手招きしているかのようなこの不思議なカードは、ひとときの休息を表します。

エースで旅立ちをしてから今まで一人で進み続けてきた旅に、ひとときの休息がもたらされました。

平和で実りのあるこの場所に立ち寄り、穏やかな人たちとほのぼのとした交流をもつ、そんな様子です。

旅の終わりを意味しているわけではないので、ここが一時のゴールでありまたスタートでもあります。

4という数字は物質的な側面を意味しています。

大アルカナの皇帝がそうであるように、目に見える物質の安定が精神面の安定をもたらすような意味も含まれます。

ワンドの4の正位置のキーワード

調和、休息、祝福、リラックス、男女の円満、一段落

ワンドの4の逆位置のキーワード

何も起こらない、不活発、怠惰、惰性、倦怠、歓迎されていない、入りにくい、生活の悩み、装飾過剰

ワンドの4の正位置

ワンドの4の正位置の意味

ワンドの4の正位置は柱は4本あることでバランスが取れるため、4という数字は調和や安定を示します。

加えてこのカードの雰囲気から「調和」「休息」「祝福」「リラックス」といったキーワードとなります。

砂漠の中のオアシスといった雰囲気のカードで、平和な心を取り戻す休憩時間を意味しています。

また男女の様子から「男女の円満」を、旅の途中という意味では「一段落」といった意味もあります。

旅の苦しい経験や努力が なければ味わえない平和です。

苦労が労われるといった意味であり、平和ボケのような日常的なものではありません。

【ワンドの4の正位置】恋愛・対人関係

ワンドの4の正位置なら、家族の賛成を得て祝福されている付き合いを意味しています。

恋人との関係は仲が良く、求め過ぎる事も求められ過ぎることもない気持ちに余裕のある付き合いです。

心の面でも救ってくれる相手に欲求不満がない状態です。

フリーであれば、恋愛の運気は良い状態です。

パーティーのような華やか場所で出会いのチャンスがあります。

自分から参加してみると良い結果となりそうです。

対人関係では、良い交流を意味していますので運気はとても安定しています。

付き合いがあることで普段の疲れが解消できるような、心のリセットをしてくれる友人です。

ネコと飼い主のように、ひだまりで何も話さなくてもお互いに癒しあえるような良い関係を意味しています。

【ワンドの4の正位置】結婚

ワンドの4の正位置の解釈は相手がいるのなら、ほのぼのとした平和な家庭を築ける結婚が出来るでしょう。

周囲からも祝福され、心が穏やかになるような関係性を築けます。

夫婦の生活バランスが取れており、どこか似たような雰囲気を持つ相手です。

家が好きで夫婦でいるのがリラックスできるというような雰囲気でもあります。

フリーであれば、結婚運は高まっており、婚活パーティーなどでぴったりの人と出会える暗示です。

情熱的な恋というよりも、「この人といると穏やかでいれる」「一緒にいると落ち着く」といった相手が良いでしょう。

特に問題なく結婚まで発展できそうです。

【ワンドの4の正位置】仕事

ワンドの4の正位置では、楽しい雰囲気の職場で、毎日安定的に過ごせます。

代り映えのない職場と自宅との往復ではありますが、それがとても平和で満足のいく生活であると感じられます。

給与の面でも問題はなく、こころにゆとりが持てる良い職場です。

転職を望むなら、建築関係や結婚にまつわる仕事が良さそうです。住宅に関する仕事も良いでしょう。

【ワンドの4の正位置】金運

ワンドの4の正位置なら、安定している良い運気です。

出ていくものが少なく一定の額を確保できます。

また仕事の成果により給与面がアップするような改善もみられます。

自分の努力した分の成果なのでギャンブル要素 はありません。

この豊かな状態は物質面だけでなく精神面も支えてくれるでしょう。

ワンドの4の逆位置

ワンドの4の逆位置の意味

ワンドの4の逆位置でも正位置と同様に平和で安定的である様子を意味しますが、前向きではなく「何も起こらない」という不活発さを意味しています。

このことから「不活発」「怠惰」「惰性」「倦怠」といったキーワードとなります。

また歓迎している男女から「歓迎されていない」「入りにくい」という意味を、物質的な側面から「生活の悩み」を意味することもあります。

柱の装飾から「装飾過剰」といった意味と取ることもあります。

何も起こらないという状況は平和とも取れますが、惰性的で退屈で倦怠感があります。

何も起こらないことが良いというわけではないことを意味するカードです。

【ワンドの4の逆位置】恋愛・対人関係

ワンドの4の逆位置では、交際の停滞期を意味しています。長い平和は刺激もありません。

マンネリ寸前のような毎日何も変わらない付き合いとなります。

また「歓迎されていない」という意味もあるため、両親から理解されない相手や関係を意味しています。

家柄や立場など、釣り合いの取れていない部分があります。

フリーなら、出会いがあっても相手の見かけに騙されないようにしましょう。

見かけだけで中身が薄い相手の可能性もあります。

見栄っ張りの相手かもしれません。

対人関係では、物事が停滞するため、仲間と何かを作り上げたり成し遂げると言った成果を求める事が滞ってしまいます。

一緒にいてもつまらないので、一時的に合わなくなったり離れるかもしれません。

相手が自慢話をしてくるので付き合わされて時間を無駄にしてしまうこともあります。

ぶつかりはしませんが、付き合いとしてはのんびりしていて無駄の多い時間となります。

【ワンドの4の逆位置】結婚

ワンドの4の逆位置では、相手がいてそれぞれ結婚の意思を持っていても、なかなか実際の結婚まで話が進まずに停滞しています。

特に喧嘩もなく仲も悪くなくても進まない時期です。

焦らず待っていた方が話が自然に進みそうです。

また相手の家庭から歓迎されていない結婚という意味もあります。

結婚となると気になる家柄や仕事などの物質的なものが釣り合わないと思われているようです。フリーなら、結婚のチャンスは今は掴みにくいでしょう。

しかし婚活パーティーなどでは見栄を張らず、あくまで自分らしさを出してアピールしましょう。

【ワンドの4の逆位置】仕事

ワンドの4の逆位置では、なかなか仕事の結果が出ず、成果を得られなかったり成果物が回収できないようです。

もし商品開発のような内容なら、広告を工夫する必要があります。

無駄にお金をかけたり時間をかけても世間からの反応が鈍く、それほど広まってくれないようです。

転職を望むなら、表面的な条件の良い会社に騙されないように注意しましょう。

もしキャリアアップを望むなら、何の自己研鑽にもならないような仕事の環境から抜け出しましょう。

【ワンドの4の逆位置】金運

ワンドの4の逆位置では、安定的な金運でありながら贅沢に慣れて無駄な出費が増える暗示です。

浪費に注意しましょう。

自分を良く見せるための浪費は底なしなので、ある程度で止めておくべきです。

また金運が動き出す暗示なので、その時のために確保しておきましょう。

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