ワンドの3(杖)[Three of Wands]

ワンドの3

ワンドの2のカードと似ていますが、立っている場所はお城ではなく何もない丘です。

男はエースで旅立ち2で最初の目的地にたどりついていましたが、この3でまた旅に出ています。

遠くを見つめているのは2と同様に大きな夢を追っているからです。

丘に大きな背中を向けて何もない所から遠くを見つめているのは、おおらかな心で大使を抱いている様子を意味しています。

見つめる海の向こうは明るく、将来性や発展性があります。

入り江には船が行き交い、活発な情報や貿易の流通を示します。

2よりも1本増えた棒をまた1本だけ選んで自ら掴んでいます。

前よりも成果が増えつつありますが、その中の1つを選んで前進していこうとしているのです。

男は明るい将来に向かって大きな夢を抱き、前向きな気持ちで進んでいくのです。

ワンドの3の正位置のキーワード

発展、良い手ごたえ、繁栄、大志を抱く、未来志向、共同、協力、共同生産、事業の成功、良い交渉、事業の発展

逆位置のキーワード

延滞、中断、無謀、停滞、失望、解散、途方に暮れる、後援、トラブルやもめ事が終了する

ワンドの3の正位置

ワンドの3の正位置の意味

ワンドの3の正位置の意味は発展性のあるカードです。

ワンドの3の正位置では「発展」「良い手ごたえ」「繁栄」「大志を抱く」「未来志向」といった展望を持って進んでいく様子を示すキーワードとなります。

カードには他の人間は出てきませんが、3という数字の特徴から「共同」「協力」「共同生産」といった意味があります。

また男が商人であるという過程から主に仕事を表すため「事業の成功」や「良い交渉」「事業の発展」といった社会的な成功を意味する部分がメインとなります。

【ワンドの3の正位置】恋愛・対人関係

ワンドの3の正位置では、発展していく良い予感です。特に協力者を得てより良い関係へと変化していくでしょう。

今すぐではなくゆっくりとした速度ではありますが、長く付き合っていける事も示しています。

もしこれからも恋人期間が長そうなら、遠距離恋愛に変化する可能性も秘めています。

フリーなら、友情から愛情に変わるようなことがあるかもしれません。

また、友だちの紹介で出会った相手と良い付き合いが出来る兆しです。

良さそうな相手なら自分からも積極的に交流していきましょう。

対人関係では、仕事でも遊びでも友人や知人と積極的に関われば良い結果を生むでしょう。

独りよりも何人かで考えたり行動したほうが得るものが何倍にもなります。

何かやりたい事があるなら、知人のつてでその業界に関わる人を紹介してもらうのが一番の近道です。

紹介してもらうことで下地が出来るので、ゼロからのスタートよりもより発展しやすくなります。

【ワンドの3の正位置】結婚

ワンドの3の正位置では、今の恋人が結婚相手となる可能性が大きくあります。

もし可能であれば二人で将来のことについて語り合ってみましょう。

一緒に考えるというその小さな共同作業が将来の関係に大きく作用します。

フリーなら、婚活イベントなどの誰も知っている人のいない所に行くよりも、友人の紹介や同じ会社の別の部署といった、共通の友人がいる相手のほうが良い関係を築いていけます。

婚活したいという意思を友人に示して応援してもらいましょう。

【ワンドの3の正位置】仕事

ワンドの3の正位置では、生産的な活動が功を奏する暗示です。

会社の事業内容をベースに新しい商品の企画をするのであれば、ヒットする商品が作れるでしょう。

それは金属加工の会社がメタルアクセサリーを作るように、新規事業ではなくあくまで今の内容をベースに行うのがポイントです。

また、人脈を最大限に生かして仕事を成功させることが出来ます。

チームワークや社外の人脈を大切にして取り組みましょう。

仕事はゆっくり発展しますので、短期的な結果を求めるより長い目で見て成功する道を選びましょう。

転職なら貿易関係が良さそうです。

【ワンドの3の正位置】金運

短期目標と将来の目標の両方を決めると、貯金が成功しやすくなります。

まずは短期目標を決めてみましょう。

金運はゆっくり上昇しており、資産を増やすにも向いています。

買った土地やマンションの価値が将来上がったり、購入した株が上がっていくなど将来性のある使い方が出来ます。

しかし努力も必要なので、研究したり資産運用のプロに相談してみましょう。

急な出費はないですが、急な収入もありません。お金を育てるように扱うのが良いでしょう。

ワンドの3の逆位置

ワンドの3の逆位置の意味

ワンドの3の逆位置は発展が遅れている様子を意味する「延滞」「中断」「無謀」「停滞」といたキーワードとなります。

他にも完全にストップしてしまうような「失望」「解散」「途方に暮れる」といったキーワードもあり、どちらも展望が甘いことを指しています。

しかしマイナスの意味だけではなく、「後援」といったバックグラウンドを表す意味もあります。

また同じストップを表す言葉でも「トラブルやもめ事が終了する」という意味にもなります。

【ワンドの3の逆位置】恋愛・対人関係

ワンドの3の逆位置では、恋はゆっくり発展していく兆しです。

焦らず自己中心的にならなければ恋人との距離は徐々に近くなり、仲を深めていくことが出来るでしょう。

もし相手が手の届かないような憧れの人であれば、届くまでに努力をし、応援してくれる味方をみつけながら一途に向かうと良いでしょう。

ただし協力してくれる友人や知人を自分の思い通りに動かそうとしないで下さい。

あくまで一緒に頑張る相手として応援してくれているのです。

対人関係は、好きなことを協力しながら行ってきた仲間とは、チームワークが乱れ協力関係が壊れてくる暗示です。

根拠のない夢ばかり語ったり無謀な行動ばかりしていると、見放されてしまいますので注意しましょう。

あなたの気まぐれや一貫性のなさが状況を悪くすることを忘れずにいましょう。

【ワンドの3の逆位置】結婚

ワンドの3の逆位置では、理想通りでなくてもあまりわがままを言わず、今結婚を応援してくれている人やあなたを理解しようとしてくれている恋人に感謝をしましょう。

結婚に抱く夢は大きくなりがちですが、実現するためには結婚相手との協力が必要なはずです。

その相手が今の恋人であるなら、あまり振り回さないようにしておきましょう。

あなたの夢をかなえてもらうのではなく、実現するために一緒に歩んでいくという姿勢を忘れないでください。

フリーなら、独りで婚活しても成果は得られないようです。

婚活パーティーやイベントには友人と一緒に参加してみましょう。

合コンはラッキーなのでぜひ参加してみて下さい。

将来一緒にいられるような相手が見つかるかもしれません。

【ワンドの3の逆位置】仕事

ワンドの3の逆位置では、自分の意見に指示が集まります。

だからといって大丈夫だろうと油断せずに、根拠を持って取り組むことが大切です。

仕事はなかなか進まないので焦ってしまいますが、じっと見守って応援してくれる人やタイミングがくるのを待ちましょう。

結論を出すにはまだまだ時間が足りません。

熟考が必要であり、あきらめなければやがて発展につながります。

あきらめればチームも解散となり二度と戻らないかもしれませんので、結論を急ぎ過ぎることに注意しましょう。

【ワンドの3の逆位置】金運

ワンドの3の逆位置では、感情的にお金を使うと使った金額以上の損失を招く恐れがあります。

何にどう使うのかは計画を立て、急な動きが少ないようにしておきましょう。

もし遺産問題が出てきそうなら後見人を付けておくと良いでしょう。

今あるお金のトラブルは解消されそうです。

良い解決とは限りませんが、悩みの種となる問題が終わることを意味しています。

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