些細な頼み事をして、褒めてあげましょう。

共働きなのに家事しない夫。どうしたら上手くいきますか？

どちらも共働きなのに、家事のことは奥様に任せて、旦那様はノータッチというのは非常に困ったことですね。
おそらくは、家は女性が守り、男は外で働くもの、という昔ながらの既成概念で囚われているのかもしれません。

しかしながら、現状は夫婦どちらも外で働いているので、この考え方はまったく当て嵌まりませんよね。
そんな理不尽な現状で、家事も仕事もこなしているあなたは、本当に素晴らしい女性だと思います。

また旦那様は、自分が何もしなくとも、綺麗に整っている住まいで過ごしている内に、それが当たり前のこと、自然なことだと思い込んでいる可能性が高いです。
つまりは、あなたに完全に頼り切ってしまっていて、甘えているということ。
あなたの包容力の高さ、女性としての力強さに依存しているのです。

大アルカナである「力」は、そんなあなたに困難を克服する意志の力を持ちなさいと言っています。
「力」というキーワードから、物理的な側面を連想する人も多いのですが、その本質は心理活動にあります。
困難や問題を外側に向けるのではなく、自分の心理を見つめることで道が開けます。

ワンポイントアドバイス

本当に些細な頼み事をしてみてください。
例えば、食器を運んでもらうとか、旦那様の外出ついでにほんの少し食材のおつかいを頼むなどです。
そして、やってもらった後は、すかさず褒めてあげてください。

普段から家事をやっているあなたにとっては、この程度で何を、と思うかもしれませんが、あなたのことを手伝い、それを褒められることで、家事イコール褒められる楽しいこと、という印象づけができます。
この小さなことの積み重ねを行っていくと、旦那様は次第に、あなたのことをもっともっと手伝ってあげたくなるのです。

大アルカナである「力」が示すメッセージは、「心理活動」「受容力」「コントロール」です。
旦那様を導くあなたの広い心が試されています。