カップの2
二人の人物が向き合ってカップを合わせています。この二人は男女であり、親密な関係です。
二人のカップの中は愛情という感情で満たされています。心を通わせ、深く共感しているのです。
男性性は能動的、女性性は受動的であることから、右手を差し伸べて呼びかける男性に対して左の女性は受け入れています。
それぞれの気持ちが噛み合って一つになり、二人はひとつになっていくのです。
主に恋愛的な要素が強いカードですが、仕事のパートナー等にも当てはまります。
心の交流を占めるカードです。
カップの2の正位置のキーワード
共感、パートナーシップ、ロマンス、深い交流、良好な人間関係、絆、協調、通じ合う、近い、統合、愛情や友情の育み
カップの2の逆位置のキーワード
不和、契約不成立、受容出来ない、感情の相違、一方通行、トラブル、破綻、誤解、間違った愛、分離、破談、関係性の亀裂
カップの2の正位置の意味
カップに注がれた水が感情を、また2という数字が二つあるものとの関りを示すことから、カップの2の正位置は「共感」「パートナーシップ」「ロマンス」「深い交流」「良好な人間関係」「絆」「協調」「通じ合う」「近い」「統合」「愛情や友情の育み」といったキーワードとなります。
特に人と人との交流や心の交わりを表しており、恋愛や友情を表す言葉が多くあります。
【カップの2の正位置】恋愛・対人関係
カップの2の正位置では、恋人や意中の人との相思相愛を表します。
ロマンティックな恋愛やデートを示しています。
二人の間は強い絆で結ばれており、多くの言葉で語らなくてもお互いに分かり合う事が出来る仲です。
すでに恋愛関係になっていれば結婚という将来も見えてくるでしょう。
契約という意味合いもありますが、どちらかというと心のつながりが重視されるカードであるため、「お互いに結婚したいと思っている」という意味となります。
対人関係では、同じ立場で同じ目標を持つ者同士が共感し、良い関係を築いていける暗示です。
同僚や同期入社のような社内での同じ立場であることや、他社であっても同じ目標を持って仕事をしている相手との思いが通じ合った関係となります。
二人一組で行うような作業でも良好な関係が結べるでしょう。
友情が育まれ、心が通じ合います。
【カップの2の正位置】結婚
カップの2の正位置では、結婚することをお互い望んでおり、とても幸せでロマンチックな結婚となるでしょう。
恋愛関係から生活のパートナーとなり、お互いの欠点を補いあって共に生きていく良好な関係です。
お互いに立てた誓いを守り、契約としての結婚ではなくお互いの事を想って生活していくことが出来るでしょう。
【カップの2の正位置】仕事
カップの2の正位置では、仕事の相棒ができ、一緒に目標を目指して頑張っていけるパートナーとして良い関係を築けます。
また、他社や他部署、他のチームとお互いに有利な関係として業務提携を行い、win-winの関係を築いて仕事を進めていけるでしょう。
目指していた契約が成立し、仕事が順調に進んでいきます。
もし相手の弱点が見えていればそのサポートを行いましょう。
転職を希望するなら、カウンセリングのような一対一で向き合う仕事が向いています。
【カップの2の正位置】金運
カップの2の正位置では、一人で頑張るのではなく、二人で協力して行うことで資産を増やすことが出来ます。
例えば運用の知識を持った人とタッグを組んだり、世帯収入を増やすために共働きするなど、協力体制がカギとなります。
同じところを目指す二人で行動を起こせば、より高い目標に向かう事も可能です。
また、収支のバランスを取れるようにしましょう。どちらか一方だけが傾いているならもう一度見直してみましょう。
カップの2の逆位置の意味
カップの2の逆位置は「不和」「契約不成立」「受容出来ない」「感情の相違」「一方通行」「トラブル」「破綻」「誤解」「間違った愛」「分離」「破談」「関係性の亀裂」といったキーワードとなります。
感情の行き違いや目指すところの相違を特に意味しています。
【カップの2の逆位置】恋愛・対人関係
カップの2の逆位置では、恋愛関係や愛情の破綻を表します。
相手の気持ちが受け入れられなくなったり、相手の気持ちと通じ合わなくなったことを示します。
通じ合わなければ一方通行になってしまうことも増えますので、次第に不満が増え不和となります。
恋人同士であれば関係が解消されてしまうこともあります。
意中の相手であれば、お互いの気持ちはまだつながっておらず、特に女性側がやる気になっているだけの恋愛であると取ることもあります。
対人関係では、仲間同士の良好な関係は崩れ、コミュニケーションは不調となります。
相手を思っての言葉がかえって逆効果となるなど、お互いの欲しているものが分からず困ってしまう場面も。
好きなものが一致して集まった仲なのであれば、すでに不一致となっている可能性があります。
見ているものがズレており、同じ目的を持った仲間とは言えなくなっている状況です。
【カップの2の逆位置】結婚
カップの2の逆位置では、どちらか片方の愛情、もしくは両方の愛の形や方向性が変化し、関係が破綻してしまっています。
お互いに想いやっていたはずの関係が一方通行となり、知らず知らずに不和となっています。
協力する気持ちもだんだんとなくなってきてしまうので、関係の解消へと向かっていくでしょう。
性格の不一致となることもあります。
【カップの2の逆位置】仕事
カップの2の逆位置では、職場の雰囲気が悪く、社員同士はお互いにサポートしようとしません。
調和の取れない難しい職場です。
もし改善を望むなら、まずは協力を得るために話し合いが必要です。
お互いに悪いと思っていない相手であっても、不和が当たり前となっているため直りません。
思っていることを相手に伝える事も必要です。目指していた契約は不履行となり、業務提携や契約の類は残念な結果となるでしょう。
【カップの2の逆位置】金運
カップの2の逆位置では、資産や収入を増やそうとして焦り、もがけばもがくほど本質から離れて残念な結果となります。
支出が増える一方で収入が変化しないなど、アンバランスが生じて不満が募ります。
またバランスを取るために行った行動が誤算となりトラブルを招きます。
収入を得るのであればそれだけの力が必要となるので、自分にはどれくらいの収入が能力に合っているのか考えてみましょう。