ソードの9(剣)[Nine of Swords]

ソードの9

暗闇の中、ベッドの上で顔を覆い思い悩む人物が描かれています。

眠れない様子からこの暗闇は夜中であることと同時に、この男性の心の中ともとることができます。

悲観に暮れていますが、思いが内面にばかり向いてしまい心を病んでしまっています。

窓も扉もない暗闇は心象風景です。誰にも打ち明けられない悩みを抱え込み、自分を責めたり孤独に耐えられず立ち直れない様子です。

男性の布団にはバラと占星術記号が散りばめられています。

これは生命力やかつての自分の栄光、意識の昇華を意味していますが、暗闇に閉じこもるこの男性の目には暗くて見えていません。自分から窓を開けられるかどうかは自分の心次第なのです。

ベッドに横たわる様子から、流産や病気を暗示する場合もあります。男性の様に見えますが、人物を柔軟に解釈していきましょう。

ソードの9の正位置のキーワード

絶望感、失望、落胆、恐怖感、情緒不安、喪失感、孤独感、後悔、闘病生活、流産

ソードの9の逆位置のキーワード

疑念、終末思考、恥辱、疑惑、噂、具体的な恐れ、問題解決の糸口、気付き、不安の解消、解放

ソードの9の正位置

ソードの9の正位置の意味

ソードの9の正位置は、気持ちの落ち込みを表します。

「絶望感」「失望」「落胆」「恐怖感」「情緒不安」「喪失感」「孤独感」「後悔」などのように独りで絶望的な状況に晒されているような意味のキーワードとなります。

他にも「闘病生活」や「流産」といったベッドの上にいる生活を表すキーワードもあります。

正位置では誰かにこのような状況に追いやられたようなイメージを抱きがちですが、自分の取り越し苦労で悩んでいる場合も含まれます。

【ソードの9の正位置】恋愛・対人関係

ソードの9の正位置は、恋人や想いを寄せている人を失った悲しみに暮れています。

寂しく孤独を感じており、張り裂けそうな想いを抱いています。

本人にとっては絶望するような体験をして精神的苦痛を味わっています。

もし客観的に見て大げさに感じる場合は本人の思い込みによる恋わずらいである可能性があります。

対人関係では、仲間同士のコミュニケーションで悩んでいるようです。

仲間の問題でとても深く悩み、考え、出来ることはやって案が出尽くしても改善が出来ないような状態です。

付き合いのストレスは大きく、憂鬱な気持ちになっています。

その狭いコミュニティから出てしまえば楽になる可能性はありますが、まだ中にいるので気付いていません。

【ソードの9の正位置】結婚

ソードの9の正位置は、結婚したいと思っていた人にフラれたり婚活でうまくいかなかったりと、落ち込むような出来事が多いでしょう。もう結婚は無理だと思っているような状態です。

なぜそのような状況になったのか客観的に考えてみて下さい。周囲が見えていないことが原因かもしれません。

改善して良い結果が出るまでには多くの時間がかかります。しかし不可能ではありません。

プロのアドバイスを受けるのも良いでしょう。

【ソードの9の正位置】仕事

ソードの9の正位置は、思わしくない状況です。改善するべく試行錯誤してもなかなか良い結果を得られません。

ストレスは増すばかりで、気力も失われてきています。

しかし他人から見れば取るに足らないい簡単な問題なのかもしれません。

周囲の人に意見を求め、客観的に見てどうなのかをまず知りましょう。

また、病気で仕事に支障が出ることへの警告である場合もあります。

忙しい時期に入院してしまうなど、本人にとっては一大事となります。

そのような場合はたいてい治療に時間がかかる事が多いため、仕事にすぐに復帰するのは絶望的となります。

【ソードの9の正位置】金運

ソードの9の正位置は、大きな損失があり絶望的な状況です。

どうすることも出来ない状況に絶望的な気分でいます。

しかし資産やお金に関する損失の問題は、漠然としたものではなく数字できちんと表される現実的な問題です。

まずは何が問題で何をどう失ったのかを整理してはっきりさせましょう。

頭の中だけでは問題を正しく把握できていない可能性があります。

ただ不安になっているだけでは状況は改善しません。まずは解決の糸口をつかみましょう。

ソードの9の逆位置

ソードの9の逆位置の意味

ソードの9の逆位置は誰かからの影響によって内部と同時に外部に意識が及ぶことを意味します。

「疑念」「終末思考」「恥辱」「疑惑」「噂」「具体的な恐れ」といったキーワードとなります。

他にも状況の好転を示す「問題解決の糸口」「気付き」「不安の解消」「解放」といったキーワードもあります。

後者は自分の状況が自分の妄想であったことに気付いたり事実と向き合う事を意味しています。

【ソードの9の逆位置】恋愛・対人関係

ソードの9の逆位置は、恋人や想いを寄せていた人との破局を表します。

また、破局から少し経って恋の悲しみから立ち直れない状態を示しています。

精神が不安定な状態が続いているため、妄想や鬱が出ており、それが拍車をかけてさらに精神的苦痛を引き起こしています。立ち直るのはまだまだ時間がかかりそうです。

深い悲しみではありますが、時間をかけて自分の心と向き合っていけば立ち直ることは可能です。

対人関係では、今までの付き合い方とは違った方法でコミュニティをとったり仲間に対する考え方を変えてみましょう。

流れの悪さを変えられる可能性があります。

何か悪い出来事がきっかけで関係が悪化しているのであれば、その事実をしっかり受け止め、それから考えてみましょう。

仲間や友人の一人ひとりとしっかり向き合ってみて下さい。

今はまだ確率は低いですが、打開策が見つかるかもしれません。

【ソードの9の逆位置】結婚

ソードの9の逆位置は、思わしくない結果や状況に対して、自分の中の原因に気付き自ら解決しようと動き出せる兆しです。

今まで結婚話が破談になったり婚活イベントでうまくいかなかったのは自分の考え方が間違っていたからかもしれません。

勘違いして思いこんだり妄想的になっていた可能性もあります。

自分自信と粘り強く向き合うことで悩みも解消の方向に向かっていきます。

【ソードの9の逆位置】仕事

ソードの9の逆位置は、悪化した状況に対してすでに案は出尽くし、どうにもならないような状態となっています。

しかし改善したいという思いが強いために一方向からしか問題を捉えていなかったようです。

視点を変えて物事と向き合い、必要であれば外部の信用できる人物に相談をして様々な意見を求めましょう。

悪化した問題は解決が難しいですが、時間をかけて取り組むことで改善していくことが出来ます。

【ソードの9の逆位置】金運

ソードの9の逆位置は、絶望的と考えていた状況にきちんと向き合い、対処を考えていけそうな状況です。

問題解決には自ら能動的に乗り出すしか方法はありません。

悲嘆に暮れているだけではなく、焦らずに問題を把握して悪かった点を考えてみましょう。

資産に関しては改善点を出来るだけあぶり出して把握してからの運用となります。

原因に他人からのアドバイスが問題であった可能性もあります。

そのアドバイスに従ったのは自分ではありますが、自分の行動だけでなく外部の人物や出来事なども思い出して検証して下さい。

ソードのカード 一覧

タロットカードについてもっと学ぶ

タロット占いとは?

大アルカナとは?

小アルカナとは?

ワンド(Wands)のカードとは?

カップ(cups)のカードとは?

ソード(Swords)のカードとは?

コイン(coins)・ペンタクル(Pentacles)のカードとは?

ライターの最新記事

あなたにおすすめの無料占い

あなたにおすすめの恋愛コラム

  1. タロット用語集

    ワンドの6(杖)[Six of Wands]

あなたにおすすめの公開占い

姓名判断
誕生日占い
タロットカード用語集
ルーン占い
12星座性格占い
手相占い
夢占い
当たる電話占いランキング

ページ上部移動する