ペンタクルの8
職人がコインを一生懸命に作り上げています。
6枚はできあがっていますが、まだ残りのコインがあるようです。職人は集中して熱心に取り組んでいます。
時間をかけて仕事に取り組む職人は、真面目さや努力が大切であることを物語っています。
今ある全ての神経をそこに集中させ、全てを捧げるように取り組むことは普段あまりないかもしれません。
しかしそのくらい集中しなければいけない時が来たことを告げています。
今100%の努力をしても技術はすぐには追いつきません。
全てのコインが同じ大きさではなく、微妙な違いがあることで技術の未熟さを感じることができます。
取り組む事柄がどんなものであれ、この瞬間の出来事に全力を注ぐことで、将来の安定が見えてきます。
将来の安定を求めるのならば今きちんと努力をして、手抜きをせず、こつこつ取り組むことが大切なのです。
ペンタクルの8の正位置のキーワード
職人気質、努力、高等技術、こだわり、打ち込む、鍛錬、修業、長期展望での努力、継続する、細部にこだわる、細かくチェックする、注意をはらう
ペンタクルの8の逆位置のキーワード
偽物、実力や中身がない、虚栄、根気がない、惰性、飽きる、アバウト、能力の出し惜しみ、遅延、無気力、大欲、むなしい野望、高利貸し、借金
ペンタクルの8の正位置の意味
職人の様子からペンタクルの8の正位置は「職人気質」「努力」「高等技術」「こだわり」「打ち込む」「鍛錬」「修業」といったキーワードとなります。
職人はどんな分野であっても今すぐになれないことから「長期展望での努力」「継続する」といった意味にもなります。
また、職人である以上必要な「細部にこだわる」「細かくチェックする」「注意をはらう」といった要素も重要です。
【ペンタクルの8の正位置】恋愛・対人関係
ペンタクルの8の正位置は、派手さはないけれども真面目で誠実な恋愛を意味します。
相手は真面目すぎる人かもしれません。
しかしあなたを裏切るようなことはしない人物です。浮気もせず、あなただけを好きでいてくれるでしょう。
安心ではありますが、サプライズプレゼントのように、分かりやすくあなたを喜ばせるようなことはできないかもしれません。
相手は将来性がありますので、結婚を検討するのも良いでしょう。
今恋愛相手がいないのであれば、どんな人物像でも気にせず、自分の理想の相手を探してみて下さい。
軽い相手とは気軽に関係を持たないことです。長く付き合えるような結婚を視野に入れた付き合いを目指しましょう。
対人関係では、今はひとりであってもけして孤独ではありません。
友人は数ではなく中身と質で選ぶものです。
今付き合いのある友人を大切にし、お互いに目指すものを応援し合いあしょう。
自分のことを評価してくれる仲間や友人は必ずいます。
対人関係の悩みでは、自分が生涯大切にしたいと思える相手を優先しましょう。
【ペンタクルの8の正位置】結婚
ペンタクルの8の正位置は、結婚したいのならそれに向けてお金を貯めたり計画を立てると良いでしょう。
今すぐに結婚したいと思ってもそれは叶いません。
そういう都合の良い状況や相手は、あなたを利用しようとしているのかもしれません。
望みを叶えたいと思うのなら、安易なものに手を出さず、着実な方法をとりましょう。
今相手がいるのなら、愛情表現が不器用で地味ではありますが、将来性のある相手でしょう。
勢いやノリで結婚の話を進めるのではなく、相手とじっくり将来を考えながら進めていけば良い結果となります。
【ペンタクルの8の正位置】仕事
ペンタクルの8の正位置は、見習いから入り地味であってもきちんと努力することで大きな成果が約束されます。
ルーズな勤務態度は厳禁です。
スキルのない初めての仕事であっても、周囲に教えを請い、こつこつと学んでいけば結果を出せる暗示です。
真面目に勤務しましょう。
もし転職を希望するのであれば、製造業のような職人技が必要な業界や、技術職が良いでしょう。
すぐに力がつくような業界ではありませんが、長く続けることで実力を発揮できます。
職業訓練やスクールなどで一から学ぶのも良い方法です。
【ペンタクルの8の正位置】金運
ペンタクルの8の正位置は、今すぐの収入は難しいかもしれません。
しかし今行っている努力は着実に未来の蓄えとなっています。
時間をかけなければ結果が出ませんが、将来性があると捉えましょう。
ギャンブルは向いていません。堅実な道で稼ぎましょう。
貯蓄をするのに向いていることを暗示します。
少額でも長い時間をかけて積み立てるような定期預金などで貯金を行ってみましょう。
またどんなに小さなものであっても無駄遣いを見直して減らすことが将来のためになります。
ペンタクルの8の逆位置の意味
ペンタクルの8の逆位置は努力を嫌う思考を表します。
「偽物」「実力や中身がない」「虚栄」「根気がない」「惰性」「飽きる」「アバウト」「能力の出し惜しみ」「遅延」「無気力」といったキーワードとなります。
実力が伴っていないという意味から「大欲」「むなしい野望」という意味もあります。
またコインがお金を表すことから「高利貸し」「借金」といった意味にもなります。
【ペンタクルの8の逆位置】恋愛・対人関係
ペンタクルの8の逆位置は、交際期間が長すぎて相手に飽きている状況です。
相手は悪い人ではありませんが、刺激的ではないため、浮気心が出てきています。
付き合いをどうしていくのかは、二人の問題です。スランプを脱してこれからの付き合いをどう変えていくかが課題となります。
対人関係では、自分の事を思ってくれている仲間や友人を後回しにし、表面上の付き合いをしているだけの友人を優先してしまっています。
自分にとって、短所を指摘してくれたり励ましてくれるような友人はかけがえのないものです。
表面的で口だけの相手といるほうが楽しい雰囲気はありますが、長く信頼できる相手とは限りません。
本当に大切な人を忘れずにいましょう。
【ペンタクルの8の逆位置】結婚
ペンタクルの8の逆位置は、結婚に対して、または結婚予定の相手に対してマンネリやつまらなさを感じています。
毎日同じことの繰り返しに刺激がなく物足りなさを感じるようです。しかし結婚は刺激的な毎日とはいきません。
刺激的では安定しないのです。
共に長く過ごす相手であれば、気長に寛容な心で付き合いましょう。今は他の人が良く見える時です。
しかし自分にとってのベストパートナーではありませんので、今の相手と根気よく付き合っていきましょう。
【ペンタクルの8の逆位置】仕事
ペンタクルの8の逆位置は、お金のために稼ぐだけのやりがいのない仕事を表します。
特に将来性はなく、自分の腕を試せるような場面もありません。
努力をして上手になろうとする気持ちも薄れてしまっています。
また、単純作業ばかりのつまらない仕事を示します。
他にも、実力が伴わないために表面ばかり取り繕ってミスするような、不真面目な勤務態度を示すこともあります。
【ペンタクルの8の逆位置】金運
ペンタクルの8の逆位置は、お金の管理がルーズすぎるため将来性がありません。
まずは無駄遣いがいつどのくらいなのかをきちんと管理するべきです。
同時に細かくチェックするクセをつけましょう。
目先のお金を求めて安易に借金をしたり、ギャンブルに使うのはご法度です。
金銭の計画は長期的に立てて着実に実行していきましょう。
経済学や金融に関する本などで情報を仕入れ、真似しながらでもやってみることが大切です。