基本データ
天秤座(天秤宮)
「ライブラ Libra」
・2区分(男/女):男性
・3区分(行動形態):活動宮
・4区分(元素):風
・支配星:金星
・身体対応:腎臓、副腎、背中の下部〜臀部(でんぶ)
・成長プロセス:
「私は、計る(比較):I weigh」
・照応タロットカード:女帝、正義
・色:ピンク
・時間数字:7
星座と神話について
天秤座は夏頃に南の空低くに見える星座です。目立つような天体はありません。天秤座は紀元後1世紀頃に独立した星座。それまでは蠍座がもっと大きな星座で、ハサミにあたる部分に天秤座があったそうです。天秤座は秋分の頃に太陽を通過することが由来だともいわれています。昼夜同じ長さでバランスが良かったということなのかもしれないですね。天秤は正義の女神アストラエアのものです。
太古の昔、神様と人間は一緒に住んでいたそうですが、堕落していくばかりの人間に愛想が尽きて神様がドンドンと天上へ帰還。最後まで残っていたアストラエアも、最後には人間を見限って帰ってしまったそうです。
天秤座の基本的な特徴
天秤座は社交性に優れ、全てにおいてバランスをとろうとする傾向があります。
天秤座は成長プロセスでいう成人期前期あたりになります。12星座の後半に突入するのがこの天秤座からです。乙女座までで一旦個人という存在を完成させてきたものを、天秤座から社会に生かしていく「社会性を育てる」段階へと入っていきます。後半の星座が多い人は社会との関わりが人生で重要になるでしょう。
そんな社会性を育む最初の一歩は天秤座。全く違う価値観の人、人生を歩んできた人と交流する中で自分をどう活かしていくかを模索していきます。天秤座といえば対人関係に強いイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。そう、天秤座でのテーマは人との関わり方でバランス感覚を学ぶことです。
基本的に平和主義者で、誰も傷つけたくないし誰もが良い結果とは何なのかを考えます。バランス重視でその場に合わせて振る舞おうとしてしまうので、周りに振り回されてしまい意見がコロコロ変わったり流されたりします。八方美人、優柔不断と思われてしまうこともあるかもしれません。
他人の意見を尊重しすぎて、自分の考えが分からなくなってしまうことも。「自分は今何を考えてるんだろう」「どう感じているんだろう」という問いかけを通して、しっかり自分自身を向き合うようにしましょう。
乙女座の最終段階で、人には個性があり完璧ではないことを理解しました。そのため「無理に頑張って完璧になる必要はない」という気持ちがあります。もともと能力はあるけれど頑張らないところがあります。特に争いや競争になりそうなことはしたくないと思っています。
ちょうど良くも悪くもないところであれば、争いにもならないしそれほど頑張らなくてもいいので天秤座は居心地がいいのです。周りからは面倒くさがり屋に見られることも多いでしょう。
天秤座は金星が支配星で美的感覚に優れています。オシャレでファッションセンスに長けていて、見栄っ張りです。品が良くて綺麗に見られたいという気持ちが強いので人が多いかもしれませんね。人からのどう見られるのかがとても気になります。基本的にキレイなもの、美しいものが好きです。
この時期のライフ・テーマは「親密性VS孤立」です。友人、パートナーなど、関わる人々の個性を認めつつ関係を築いていく時期です。どちらかというと広く、浅い関係を好みます。1人の人やモノと深く関わるのは少々苦手です。深い付き合いになればなるほどに、衝突や争いが増えていくもの。無意識にそれらを避けているのかもしれませんね。
人と衝突は相手を深く理解するために不可欠なことです。自分の価値観を守りながら、強い信頼関係を強固にしていこうと決意できたとき、あなた自身が大きな成長を遂げていくことでしょう。
プラスのキーワード
社交的、バランス感覚抜群、愛想がいい、礼儀正しい、良識がある、美的感覚に優れる、正義感、客観的、論理的
マイナスのキーワード
見栄っ張り、優柔不断、怠性、頼れない、流されやすい、八方美人、努力できない、責任感がない、移り気が激しい
適職
美容師、エステティシャン、サービス業全般、インテリア関係、裁判官などの法律関係、営業
、デザイナー
関連記事
西洋占星術とは?ホロスコープとは?
西洋占星術の基本12星座
西洋占星術のハウスとは?
西洋占星術の基本アスペクトについて
12星座
・牡羊座
・牡牛座
・双子座
・蟹座
・獅子座
・乙女座
・天秤座
・蠍座
・射手座
・山羊座
・水瓶座
・魚座
10天体
・太陽
・月
・水星
・金星
・火星
・木星
・土星
・天王星
・海王星
・冥王星
12ハウス
・1ハウス
・2ハウス
・3ハウス
・4ハウス
・5ハウス
・6ハウス
・7ハウス
・8ハウス
・9ハウス
・10ハウス
・11ハウス
・12ハウス
アスペクト一覧
・0度-コンジャクション(Conjunctuion)
・45度=セミスクエア(Semisquare)
・60度=セクスタイル(Sextile)
・72度=クインタイル(Quintile)
・90度=スクエア(Square)
・120度=トライン(Trine)
・150度=インコンジャクト(Inconjunct)
・180度=オポジション(Opposition)