5ハウス
呼称
表現のハウス
キーワード
個性、芸術、恋愛、性的、子供、娯楽、創造性、ギャンブル、演劇や舞台、チャンス
格付け
サクシーデントハウス
基本サイン
獅子座
5ハウスでわかること
5ハウスでわかるのは自己表現方法です。
人はだれでも、誰かに認めてもらいたいと思っています。認められて愛情を受け取ることはすなわち『生きる』ことに直結するから。
4ハウスの心の充実感を糧にして、5ハウスでは個性を外部へと放出していきます。個性の放出方法というのはいわゆる創造性というわけです。自己表現をする方法は様々で、どちらにしても周りからの注目を浴びるということがメインとしてあります。
3ハウスで基礎的なコミュニケーションの方法を会得したものを、色々な形で試していくのです。芸術や文章、娯楽、音楽、それらの創造物によって自分をアピールするのです。
ただ他者との関わりがあるにせよ、その関わり方はどこか一方的でどこか理解されにくいところもあります。相互理解のコミュニケーションというのは7ハウスが担当するところです。
5ハウスの創造性は、どちらかといえば自分よがり。周りのことを気にしない趣味や娯楽が多いかもしれません。
5ハウスでは自己表現によって愛情や注目を得ようとします。
愛情を与えているように見えて、実は愛情が戻ってくるのを期待しているようなイメージでしょうか。たとえば5ハウスは恋愛のハウスと呼ばれていますが、それは『自分を愛して欲しい』『こんな私を見て』そんな気持ちが根底にはあります。自分の愛情をもらえないのであれば、その恋愛は最終的には破綻してしまいます。5ハウスの根底には『自分が生きるための活力を獲得する』というもくろみが潜んでいるのです。
ロマンティックさや刺激というのは、愛情を得るための自己演出。人によっては両親との関わりの中で獲得できなかった愛情を恋愛の中に投影して、取り戻そうとする人もいるでしょう。
自己表現によって周りからの注目を浴び、愛情を得ることでイキイキと魂が輝き出します。3ハウスでお伝えした『肯定的ストローク』を周りからもらっている状態です。『生きてる』という実感にも繋がりますし、元気でいられるので心の健康のためにも重要なのです。
ちなみに5ハウスは子どもを表すともいわれます。これは自分が産んだ子ども、そしてインナーチャイルドと呼ばれる(内なる子ども)どちらも表していると言えるでしょう。
これは子どもは自分の創造物だから、という見方があります。つまりそれはどういうことかというと、子どもに自分の心を投影してしまうんですね。投影してしまうとはどちらかというとネガティブな見えない部分がほとんどです。
そのため子どもとの関わりを通して、自分自身が学ぶこともたくさんあるでしょう。その学びからインナーチャイルドを癒すことも可能になります。
読み方
5ハウスでは恋愛傾向や自己表現方法を読むことができます。
天体が多い人は恋愛が華やかなことも多く、クリエイティブな趣味や自己表現に喜びを感じることが多いでしょう。仕事も芸術性や創造性が活かされる分野に就く人もいます。『自己を外に押し出したい』という欲求が特に強いのかもしれませんね。
入っている天体が制限を表す土星だったり、アスペクトがハードだったりすると、自己アピールすることが苦手な場合もあります。自分を外に押し出すのに抵抗や恐れが出てしまうんですね。しかしすべては克服できること。
自分を外に押し出すことができるようになることで、人生の可能性は広がっていきますよ。
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・72度=クインタイル(Quintile)
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・120度=トライン(Trine)
・150度=インコンジャクト(Inconjunct)
・180度=オポジション(Opposition)