正財(せいざい)の意味、解釈は?性格、恋愛傾向、適職|四柱推命通変星用語集

正財とは

「正財」は自分から剋す五行で陰陽が異なるという関係です。
地に足を付けるような状態であり、庶民的で、家庭的な傾向です。

また大変合理的な考え方ができて、工夫することが上手で、優しさや愛情を持っています。
長所としては、温厚で非常に現実的で堅実であり、さらに用心深く、とても倹約家です。
逆に短所としては、保守的で地味な傾向が強く、挫折には弱く、応用が利かないところや鈍いところがみられます。

正財の性格

正財の性格は、とても優しく家庭的で、極端に用心深い倹約家です。
いつも自分の枠からはみ出すことがないため、人生の波も穏やかでスピードも鈍くなる傾向です。
しかし、大変堅実で、いつも間違った道に進むことがなく、どのようなことも丁寧に確実に積み重ねていくことができます。

経験を重ねていくと、さらに工夫などもとても上手ですが、やはり育った環境に影響されやすい傾向がみられます。
また、どのような時代でも非常に地味なため、表舞台や大きなロマンなどのような派手さもありませんが、律儀できちんとしっかりした道を歩んでいくことができます。
さらにいつも庶民的感覚を持ちで、とても現実的です。

正財の恋愛傾向

自分は誰かのためになっている使命感が、いつも大きな心の支えとなっている人です。
それが例え犠牲的な形であっても、ひたすらに愛を貫こうとします。つまりそれは孤独にとても弱いためです。
さらに、一人になってしまうことが寂しいよりも、怖いことと思っているためです。

もともと旺盛なサービス精神が、さらにもっと旺盛となり、そしていつも懸命に人を惹きつけようとしているのです。
それは人に尽くすスタイルの愛の形ですが、例えば、おいしい料理を食べさせたい、とにかく何か相手のために役に立ちたいなど思いやりが優先であり、いつも自分のことは後回しとなります。

それは自分をいつでも必要としていることを誰よりも何よりも望んでいるからです。
特に愛する人から必要とされることが、最も幸せを感じることとなります。

正財の適職

常に安定した生活と仕事を求めているため、公務員や勤め人などに向いています。
さらに収入の大きさではなく、安定が最優先されます。

一人でいることが苦手ですから、工場など大勢で平均的に進めていく体制に向いています。
基本的に合理性を求めますから、クリエイティブ分野よりもひたすら効率を求めていく分野に向いています。

また基本的に家庭が優先で仕事で大成功より、ささやかな幸せの形を望んでいます。 

>>四柱推命用語集

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