傷官とは
「傷官」は自分から洩らす五行で陰陽が異なるという関係です。
芸術家のように鋭い感性を持っています。
さらに長所としては、完全、完璧主義でありながら人情家で、洞察力や観察力を持ち、努力家です。
逆に短所としては、反発精神と反抗心が強いため、孤独になりながらも強い個性を持ち、情に流され、波乱万丈となりやすいところがあります。
傷官の性格
傷官の性格は、非常に繊細な神経を持っています。
また完璧主義者で、何か物を置くだけでも、ミリ単位のレベルまでの拘りがあります。
平凡な環境に馴染むことはできず、偏った価値観をどこまでも貫こうとします。
そのため、人間関係さえも偏る傾向があり、好きなら際限なく愛情を注ぎ嫌いなら些細なことも反発します。
評価が極端に大きく二つに分かれます。
さらにその比重が高くなると、例え味方でも極限まで追い詰めてしまうことがあります。
しかしながら、その感覚が際立った芸術を生み出していきます。
またとても、負けず嫌いなため、ライバルが現れると、どのような努力も厭わず頑張り抜くような精神力があります。
夢とロマの世界を持ち、混沌としている世の中でも新しい世界を切り開く才能があります。
傷官の恋愛傾向
繊細で感受性豊かで神経質なところがあります。
とても理想が高く、いつも完璧を求めて愛を貫こうとします。
しかし誰よりも束縛されることを非常に嫌います。
さらに反骨精神も旺盛なため、お相手に対しても協調性がなく、孤独を愛することがあります。
一人でも生きていけるような人です。そのため個性が非常に強く天才と呼ばれたり、奇人変人と言われてしまうことがあります。
人によって評価が大きく分かれてしまうところがあります。
同時に、好き嫌いも非常に激しく嫌いな人には、なびいたり、妥協することはできない人です。
一度、トラブルをを起こすと仲直りをすることができないところがあります。
怒らせると大変なことになります。
傷官の適職
生粋の芸術家タイプです。
つまり、芸術家としての才能に溢れています。
芸術に全く関係ない分野では、本能的に違和感を感じることでしょう。
すぐその職に就けなくても将来その分野に入れるような仕事やスタイルがおすすめです。
一般の仕事をしても、週末などにそれが楽しめる環境づくりが大切です。
完璧主義ですから、それだけで満足することはできませんが、反骨精神が鍛えられてより斬新な作品を作ることができるようになります。
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