印綬(いんじゅ)の意味、解釈は?性格、恋愛傾向、適職|四柱推命通変星用語集

印綬とは

「印綬」は自分を生じる五行で陰陽が異なるという関係です。
古典、伝統、学問、技術、母性を表します。

長所としては、礼節 を重んじ、理性や慈愛に溢れ、穏やかで観察力に優れているところです。
逆に短所としては、ゆっくりめです。
理論武装で上下関係も厳しく、批判力も強く、贔屓するところがみられます。

印綬の性格

印綬の性格は、他人と身内に対しての境界線の意識が、非常に明確な人です。
また生まれ育った環境が、そのまま性格に現れやすいところがあります。
さらに習得能力も大変優秀です。

特に学習環境が整ったところで大きな満足感を得ることができます。
しかし、その質よりも量に偏りがちで、生きた経験よりも、本やインターネット、さらに人からの話を、よく確認をしないでそのまま詰め込むような傾向がみられます。

そのため、高学歴であっても応用なとが利かず、使えない知識で溢れ振り回されやすくなります。
よく確かめないで鵜呑みにすることが多いため、騙されやすい傾向がみられます。
さらに社会性に弱いところがあり、一般的な社会にそのまま出るよりも、お茶やお花や書道などの歴史と伝統を重んじる世界に向いています。

印綬の恋愛傾向

男性でも女性でも環境の変化を嫌い、対応することが困難な傾向です。
また、自分が育った環境や体験したことがある場合は自信を持って取り組んでいくことができますが、未体験のことや初体験の場合は大きな不安を伴います。
ですから、内弁慶タイプとなります。

そのため、結婚してもそのまま実家に住むか、自分の両親の近くに住みたいと考えています。
お相手も幼馴染か、自分が育った環境と同じ人でないと心を安心して開くことができない傾向がみられます。

それは、肉親と他人をきちんと区別するという、いわゆる身びいきをする人ですから、どんなに親しい間柄でも、常に一定の距離を保って付き合う人です。

また、結婚してからは、お相手の行動の全てを把握しないと不安になるようなところがあり、毎日の行動を根堀り葉堀り聞き出そうとします。
そのため、家族に対しても、時間厳守を求め、しっかりと管理しょうとします。

印綬の適職

歌舞伎の世界、茶、お花、書道などの長い伝統を持った分野で才能を活かすことができます。
さらに真面目で固いところがあるため、学者、研究者、学校や塾の先生、大きな企業のサラリーマンや公務員などに向いています。

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