乙とは
五行の木の性質で陰陽の陰に当たります。また自然界に例えるとお花や、広く柔軟に伸びていく蔓草となります。
乙の性格
お花のように人々を楽しませるような姿で実際に場を和やかにする精神を合わせ持っている人です。
ですから、人当たりが良く、ややひ弱な印象ですが、実は雑草のように踏まれても踏まれても枯れてしまうことはなく、粘り強く取り組むことができる人です。
協調性と柔軟性があり、どのような場面でも、いつも臨機応変に対応する能力があります。
そのため、ただのお人良しとみられてしまうこともありますが、甘え上手で、少ない摩擦で自分の都合を飲みこませることもできる人です。
性格はおおらかで、のんびりなところがあります。
ですから、お花が咲いたのように人を自然と引き寄せ、さらに仲間を集めたり、見た目の印象とは真逆ですが、政治的な才能もあります。
さらに他人との関りも好きで仲間を大切にし、自分から人と争うことはしませんが、自分のペースを守ることを優先します。
植物が少しずつ成長するように、のんびりと努力をし、組織の中で自分の地位を上手に確保していきます。
しかしその反面、依存心が強く嫉妬深いところがあり、自分から積極的に進めていくことは苦手な分野となります。
とても立ち直りが早いために反省していないと思われてしまうタイプです。
乙の恋愛傾向
お花のように見た目も綺麗で人を惹きつける魅力に溢れています。
一見、穏やかな印象ですが、好きになると、一生懸命に尽くす人です。
同時に嫉妬深い面があるため、裏切られたりすると豹変するところがあります。
典型的なモテるタイプですが、その分、同性から妬まれてしまい、身に覚えのないトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
そのため素敵な人に出会うことができても、邪魔が入り、他の人に取られてしまったりすることも多い傾向です。
しかし、運命の人はプライドが高く一本気な人ですから焦らずじっくりと優しく尽くしていけば実りやすくなります。
乙の適職
協調性が豊かで物腰が柔らかい人です。
ですから、接客業や営業や調整役などに向いています。
基本的には受け身ですが、カリスマ性もあるため政治家の才能もあります。
さらに環境の変化に強いため時代のニーズに合った仕事を上手にこなしていくことができます。
しかし積極性に欠けるところがあるため、会社員などのお勤めは向いていますが、独立したり一人で切り盛りするスタイルは大変、厳しくなります。
>>四柱推命用語集