戊辰(つちのえたつ/ボシン)の意味
戊辰は、潤いのある山を表しています。
山には水と緑で潤うと非常に恵まれた環境となり森林は大変大きく育ちます。
それは地味で一見目立たない存在ですが、内面的にも安定し、精神的にも大きなゆとりがあります。
目先の損得などにも囚われず、誰よりも高い目標を目指しています。
長所としては、高い理想を掲げながらも強い精神力に溢れているため、心にもゆとりがあり、何事に負けない勇気があります。
短所としては、強い自我がありながらも地味なタイプで非効率で時間がかかってしまいます。
その割には意外と無鉄砲なところがあります。
戊辰の性格は、誰よりも強い精神力を持ち、さらに粘り強く独自の道を自分で切り開いて行く鋭さと強さがあります。
いつも損得を抜きで大義を貫こうとする人です。
そのため、その道が、あらかじめとても厳しいと知りながらも、一度決めた物事を、最後まで方針を変えようとはしない頑固なところがあります。
そのような経験を活かしながら運気を上げる機会を得られます。
逆にそのことを避けていこうとすると、いろいろな予定が狂いやすく、なかなか結果に繋がらない傾向となります。
周りの人からはとても無鉄砲な人と思われますが、本当に求める道を最後まで粘り強く努力を重ねるため成果を出す事ができます。
丁寧に一つ一つ目標に全力で立ち向かいますから、自分で事業をしても勤め人でも良い成果を出しますが、非常に高い目標と意識を持つため、とても意識の低い人との関係は負担となります。
妥協する事を嫌い、また好まない状況には根本から根気よく改善策を施していきます。
日干支が癸酉の人とは相性が良い関係です。
豊かな発想でいろいろと良い刺激やチャンスを与えてくれる上に、精神的な繋がりもとても強く、さらに活気を与えてくれるような存在です。
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