丁丑(ひのとのうし/テイチュウ)の意味
丁丑は、湿った土の上の火を表します。
つまり湿った土の上の焚き火ですから、今にも消えてしまいそうな非常に弱い火となります。
その火が消えないようにしっかりと燃え続けるためには、いつもエネルギーの元となる薪など、つまり樹木や緑と暖かい環境が必要となります。
そのため水や寒さには非常に弱く逆に暑い季節を好みます。
とても感性が豊かで華やかな世界に憧れながらも、他の人より体力には恵まれていない傾向がみられます。
またさらに結婚した後は、その状況がより鮮明にでやすくなります。
長所としては、いつも自然体で独特の美学を持ち、芸術的な能力と才能に溢れています。さらに奉仕の精神に溢れ、行動する意欲や意識を持っています。
短所としては、体力的に恵まれず非常に繊細で儚く、か弱い体質です。しかし体力的に不安定な状態にありながらも危機感に乏しく非常にのんびりしています。
丁丑の性格は、とてもマイペースな天性の芸術家です。
一見とても穏やかで気品に溢れ、非常にのんびりとしていますが、何か夢中になるときは全てを忘れてしまうくらい誰よりも深く深くのめり込んでいきます。
またプロの芸術家のように自分には誰よりも厳しい人ですが、周りの人にはいつも穏やかで、とても優しくできる人です。
そのため、自分から才能を積極的に売り込まなくても周囲から求められるようになります。
儚くて頼りなく見えても精神的な思いは強く責任感もあり、さらに長子ではなくてもしっかりと家庭内の跡継ぎの役割を担うことになります。
また日干支が甲寅の人とは相性が良い関係です。
お互いに高い理想を持ち価値観を広げ活力を供給してくれます。
さらにとても素直で優しい性格で不安な気持ちを安心させてくれる癒しの存在となります。
>>四柱推命用語集