癸巳(みずのとのみ/キシ)の意味、解釈は?性格、恋愛傾向、適職|四柱推命六十干支用語集

癸巳(みずのとのみ/キシ)の意味

癸巳は、雨水が温められて雲になることを表します。
つまり雨水は何もせず、そのままであれば、ただの液体ですがが、太陽の光に照らされると蒸発をし、上空で雲になり、さらに太陽を隠すほどの能力を持った雲となります。
今の存在感は薄くても他の人には真似できない特別な能力があります。

長所としては、とても謙虚で優しく、努力家であり、臨機応変で強かです。
短所としては、掴みどころがなく、暗い上に落ち着きがなく猜疑心が強く、気が変わりやすいところがあります。

癸巳の性格は、つまり空に浮かぶ雲のような包み込むような優しさと、その反面、ゲリラ豪雨のような非常に激しい両面を持っています。
とても穏やかで愛想よいため世渡り上手でありながら、攻撃をされると非常に激しく反発します。
表向きには、お天気屋ですから、とてもさっぱりしている性質ですが、雨水が地面にしみこんでいくように恨みの根だけは、とても深くなります。
水は常に変化をしてその鮮度を保つように、いつも同じ状態を続けると腐りやすくなるため、同じ事をずっと続けようとすると非常に負担となり運気も停滞しやすくなります。

日干支が戊申の人とは相性が良い関係です。
意識も明確でプライドが高く、考えが定まりにくい時も、良い指導役になります。
精神的な関りも非常に深く、お互い自然に馴染むことができ、不安な気持ちを癒してくれる安心できる存在です。

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