手相から「せっかち」なのか「のんびり」なのかを知る方法-手相占い

2024/5/25

手相占い

コンテンツ一覧

手相から「せっかち」なのか「のんびり」なのかを知る方法

「せっかち」と「のんびり」・・・対極的な２つの性格は、それぞれ長所も短所もあります。どちらがより優れているというわけでもなく、それぞれの良さがあります。
ただ、あまりにも正反対な性格だからこそ、それぞれの性格に合った関わり方があるのも事実です。正しい対応をすれば、相手の性格を尊重してあげることができます。逆に、間違った対応になると、相手に不快な思いをさせてしまうこともあるのです。

しかも、この性格の見極めは、意外と難しいです。「のんびりだと思っていた人が、実は意外とせっかちだった」という場合もあれば、「せっかちな相手だと思って、合わせて急いで行動していたが、実は相手がのんびりだった。そのため、自分の行動で焦らせてしまっていた」という場合もあります。

そこで今回は、「せっかちな手相・のんびりな手相」をそれぞれまとめました。
自分の手相と見比べて、自分がどっちに属する手相なのかを調べてみてください。自分への理解を深めると、スムーズでスマートな生き方ができますよ。

また、友達や恋人・好きな人の手相をチェックすることで、相手と接するときの対処法を考えてみてください。どんな行動をすれば相手が喜ぶか・怒るかなどを知ると、うまく立ち回ることができるようになります。

＜せっかち派＞衝動的に行動するタイプ

「第一火星丘がふくらんでいる」「感情線が切れ切れに流れる」「短気線がある」という方が、これに当てはまります。
第一火星丘は、木星丘（人差し指の付け根のふくらみ）と金星丘（親指の付け根のふくらみ）の間にあるふくらみのことです。親指と人差し指の間の、「水かき」のような部分の近くにあります。

短気線は、生命線の内側で、かつ第一火星丘から出る、生命線の方に向かう短い線のことです。

このタイプの手相の方は、衝動的に行動します。
「◎◎をしたい」と思うと、その行動を実行に移さないと気が済みません。そのための道筋をじっくり考える時間も惜しく、「考えるよりも、まずは行動」と思ってしまうのです。

これが吉と出るか凶と出るかは、確率的には五分五分です。「あなたがすぐに行動を起こしてくれたおかげで、チャンスを逃さずにすんだよ。ありがとう」と感謝される分には、自分としても嬉しいと思います。ですが、失敗した場合はとても悲惨です。「私は止めたのに・・・」と周りから非難されてしまい、見捨てられることもあるからです。

すぐに動けるフットワークの軽さは、とても素晴らしいです。だからこそ、そこに「即座に物事を考える、頭の回転の早さ」を身に着けてください。すぐに考え、すぐに行動を起こせるようになると、かなりの強みになりますよ。

また、衝動的なのは「感情面」でも同じです。
嬉しさや楽しさが顔に出ること自体は問題ありませんが、怒りまで表情に出てしまうのは考え物です。人間関係で苦労してしまうことも多いからです。ポジティブな感情は表に出していいので、ネガティブな感情を抑えるようにするだけでも、もめ事がかなり減りますよ。

＜せっかち派＞頭の回転が早く、それに合わせて行動したいタイプ

「知能線が、中指と薬指の間まで届かない」「爪が横に長い」という方が、これに当てはまります。
爪の長さは、縦幅と横幅を比べて判断してください。

このタイプの手相の方は、頭の回転が非常に早いです。
上記の項目のタイプと違い、このタイプは、感情的に動くことはありません。ただ、脳の処理能力が高いため、考えを元にベストな行動を導き出すまでの時間が、人よりもはるかに早いです。そのため、周りの人を置き去りにしたまま、一人で行動をはじめてしまうことが多いです。

ですが、周囲の人はあなたの行動の早さについていくことができません。まだ、あなたの考えに思いを巡らせる余裕がなく、なぜあなたがその行動を取りたいのか分からないからです。その理解の遅さにあなたは苛立ってしまい、トラブルを招いてしまうこともしばしばあります。

ですのでこれからは、行動を起こす前に「周囲に説明する」という一手間を加えてみてください。
最初は、人に教えることすらタイムロスに感じてしまうかもしれません。ですが、あなたが早く考えを巡らせて答えを導き出し、すぐに周囲にそれを教えてあげれば、全員で一斉に行動を起こすことができます。その分作業も早く進み、あなたの考えに近づくまでの時間もとても短くなります。長い目で見れば、一番時間がかからない方法になるのです。

あなたの頭の良さは、たくさんの人の強みにもなります。だからこそ、人の立場に立って物事を考えてあげる優しさも、身に着けてくださいね。

＜のんびり派＞根が穏やかで、平和的なタイプ

「第二火星丘がふくらんでいる」「知能線が、中指と薬指の間よりもはるかに長い」という方が、これに当てはまります。
第二火星丘は、水星丘（小指の付け根のふくらみ）と月丘（小指の真下で、手首の近くにあるふくらみ）の間にあるふくらみのことです。

このタイプの手相の方は、争いを好みません。
「みんな仲良く、平和に過ごす」ということを、常に望んでいます。人のことを強く罵倒したり、責め立てるようなこともしません。そのため、あなたの周りにはいつも穏やかな空気が流れており、多くの人があなたの元に集います。あなたのそばの居心地の良さは、多くの人の心を掴むからです。

時に、攻撃的な人があなたを妬み、あなたのことをきつく言うこともあるでしょう。ですが、あなたは持ち前ののほほんとした雰囲気で、のらりくらりとかわすことができます。あなたの周りの人たちも加勢して追い払ってくれるので、心に傷を負うようなこともありません。

ただ、人生の全てのイベントを、こうやってのんびりと過ごすことができるかというと、そうでもないのが残念ながら現実です。人生の大きな転機で決断をしたときには、反対意見に立ち向かわなければいけないときもあります。大切な人を守ることができるよう、矢面に立たなければいけない場面だってあります。

そんなときにのほほんとしているだけでは、人生のチャンスを逃がしたり、大切な人を傷つけてしまいます。ですので、人に堂々と意見できる強さと、立ち向かう勇気も、身に着けてください。争いが苦手でも、避けられないときはやってくるのです。

＜のんびり派＞他の人に流されず、マイペースを守るタイプ

「感情線が、指の付け根までの面積が広い」「爪が縦に長い」という方が、これに当てはまります。
爪の長さは、先ほどと同じく、縦幅と横幅を比べて判断してください。

このタイプの手相の方は、他の人に左右されない独自の感性を持っています。
そのため、周囲がいかに焦っているようなときでも、自分のペースを崩すことはありません。「みんな急いでいて大変そうだなあ」とさえ考えていることもあります。そんなあなたのゆったりとした空気を感じて、周囲の人は「あんなにのんびりしている人もいるんだし、私ももっと肩の力を抜こう」「ああやってのんきにしている人、苦手なんだよなあ・・・」など、様々な感情を抱きます。ある意味、多くの人に影響を与える存在だともいえますね。

こうしたあなたの独特の空気感は、時として大きな強みにも、ネックにもなりえます。
他者とは一線を画すマイペースさは、周囲の人を和ませます。他の人に流されない考え方は、仕事で新しいアイディアを出すときに輝くこともあります。これらは、一日二日で身につけられない大きな長所です。

ですがその一方で、マイペースなあまり、周囲をいら立たせたり、協調性のない人間として孤立する原因にもなりかねません。「周りの空気を読んで、深刻な雰囲気になったら合わせておく」など、ある程度は迎合しておくことも、時には必要なのです。