手相の「人気線」は人気者の証？みんなから好かれる性格？

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「人気線」は人気者の証？

人間関係を良好にしたい方にとって、最も大切にしたい要素といえば、やはり「人気」です。
この「人気」があれば、周囲の人はあなたの近くに集まってきますし、楽しくにぎやかな日々を送ることができます。
逆に、人気がなければ、あなたの周りからは人がいなくなり、さみしく孤独な日々を過ごしていかなければなりません。誰かと一緒に過ごしたくて、一人でいることが苦手な人にとっては、人気を軽視することはできませんよね。

そこで今回は、「人気線に分類される手相」についてまとめました。人気線とは、その名の通り、人気がある人に現れる手相です。
これに当てはまる手相がある方は、今の状態を保つことができるよう、あなたを慕ってくれる人のことを大切にしてください。
なお、人気者になりたいにも関わらず、下記にあげられるような手相がない方は、その手相を作り出す努力から始めなければいけません。自分が欲しい人気線を、手のひらに爪であとをつけて描いたり、休みの日はペンでも同じようになぞったりしてください。とても地道な作業ではありますが、真面目な取り組みと人気が欲しいと思う強い気持ちがあれば、いつの日にか自分の手のひらに人気線を出現させることができますよ。

コミュニケーションスキルが高く、様々なジャンルの人と幅広く関わり、誰からも愛されるタイプ

「生命線が長く、手首まである」「感情線の終点と、指の付け根までの距離が、かなりある」「運命線が、始点が月丘の中央にあり、ななめになっている」「社交線がある」という手相の方が、これに当てはまります。
運命線は、土星丘（中指の付け根のふくらみ）に向かう、縦方向の線のことです。
月丘は、小指の真下で、かつ手首の近くにあるふくらみのことです。
社交線は、始点が中指と人差し指の間で、感情線よりも上部にあり続けるものの、薬指より手前で止まる線のことです。

このタイプの手相の方は、人見知りをすることなく、誰にでもコミュニケーションを図ることができます。周囲から嫌われている人であっても、誰にも心を開かずに一人でいるような人であっても、臆せず話しかけます。会話の中で、あなたが明るく優しい性格で一切下心がないことも分かるので、相手を開いてくれるようになるのです。そのため、誰も仲良くできなかった人でも、あなたとだけは親しくなれた・・・というパターンも意外と多いです。誰の懐にでもするんと入っていける人懐っこさは、どんなときもあなたの武器となります。

特に、「運命線が、始点が月丘の中央にあり、ななめになっている」という場合は、人懐っこさのおかげで、目上の人から可愛がってもらえます。昇格したり、ピンチを助けてもらうこともできるので、このタイプの中でも特に上手に、愛されキャラの魅力を発揮できています。
それ以外の手相は、様々な種類のものがありますが、どれも「コミュニケーションスキルの高さや、人懐っこさ」を表すものです。

一つ注意するとすれば、周囲との関係性を大切にするがあまり、自分の意見を言えなくなってしまっているときがあります。「誰かが嫌な思いをするのではないか」という優しい思考があるからこそなのですが、自分を蔑ろにしていることには変わりがありません。周囲が喜ぶ結果となったとしても、あなたが我慢したままでは、あなたは本当の幸せを掴むことはできないのです。
これまで、多くの人気を集めてきたからこそ、あなたが自分の意見を発信しても、周囲が嫌な思いをすることはありません。嫌われて、人気がなくなることもありません。勇気を出して、自分の意見も主張してみてくださいね。

カリスマ性があり、多くの人を引き連れていく、指導者タイプ

「知能線が、始点が生命線で、終点が月丘上部にある」「リーダー線がある」「ユーモア線がある」という手相の方が、これに当てはまります。
リーダー線は、始点が生命線上・もしくは生命線付近で、土星丘に向かって伸びる線のことです。
ユーモア線は、感情線から薬指を目指して上に出る枝線で、かつその線が２本だけのものです。枝線自体は短いので、よく観察してください。

このタイプの手相の方は、指導者となるべき統率力があります。あなたの持つ、周囲を先導する実力と、あなたと関わった人たちが自然と慕うようになる優しさや強さは、たくさんの人をひきつけてやみません。そのため、あなたを尊敬してついてくる人は後を絶たず、いつの間にかリーダーとなっていることも多いです。
あなたには、「この人についていきたい」と思わせることができる、かっこよさがあるのです。
「知能線が、始点が生命線で、終点が月丘上部にある」という手相の場合は、中間管理職となることも多いです。あなたよりも上の立場がいる中で、リーダー性を発揮すると面倒なことになりそう・・・と感じるかと思いますが、心配ありません。あなたの統率力は、あなたよりも上の立場の人をも虜にするので、上司も味方につけることができるからです。「リーダー線」はその名の通り、リーダーの素質の持ち主の手相なので、この手相を持っている人は大切にしてください。

ただ、注意すべきなのが、「ユーモア線」がある場合です。この手相は、指導者タイプではあるものの、サービス精神が強すぎる傾向があります。みんなを笑顔にさせたいという気持ちで面白いことを言ったり、時にはおどけて見せ、笑いを取るのは、自分よりも下の立場の人との心の距離を縮めることができます。ですが、一歩間違えれば、威厳を失い、周囲の「あなたを尊敬する気持ち」をなくしてしまうことにもつながります。ＴＰＯをわきまえ、ふざける回数を少し減らすようにすると、リーダーとしての魅力が更に磨かれますよ。

持っている能力の高さで人を惹きつける、天才肌タイプ

「知能線が、始点が生命線で、終点が月丘の中部・下部にある」「カリスマ線がある」という手相の方が、これに当てはまります。
カリスマ線とは、親指のつけねにある、上に向かう複数本の線です。

このタイプの手相の方は、他の人よりもずば抜けた能力を、生まれつき持っています。
その能力の詳細は、「知能線が、始点が生命線で、終点が月丘の中部・下部にある」場合は芸術面での才能だと特定できます。絵画や音楽など、努力だけではなく生まれ持ったセンスに左右されるスキルでもありますが、だからこそ多くの人の尊敬を集めます。
「カリスマ線がある」場合は、能力の内容まで特定できません。「勉強は得意だし、スポーツもできる」など、一つのジャンルだけではなく、多角的な魅力を持つ才能を持っているケースがほとんどです。だからこそ、誰にも真似できない唯一無二の存在となることもできます。

こうしたずば抜けた能力の持ち主であることは、多くの人の憧れの的となります。大勢から褒められ、持ち上げられると、天狗になってしまう人も多いですが、このタイプはそんなことはありません。生まれ持った能力は自分にとっては当たり前のものだからこそ、「そこまで褒められることなのかな？」といまいちぴんとこないからです。天才肌なのにも関わらず、自分のレベルの高さに気づかない無頓着ぶりが、「嫌味がないし、調子にも乗らないのね」と更に人気を集めます。
このタイプが自分の才能を自覚するのは、なかなか難しいです。しかし、「自分ってすごいんだ！」とまでは思わずとも、「これは得意なんだよね」と思えるものがあれば、そのことへの関心や努力は、これからも惜しまないようにしてくださいね。

恋愛対象としての魅力が際立つ、モテモテタイプ

「感情線に、上・下・もしくは両方に伸びる枝線がある」「寵愛線があり、終点が運命線上にある」という手相の方が、これに当てはまります。
寵愛線とは、始点が月丘で、終点が運命線上・もしくは運命線を超えている線のことです。今回の場合は、終点が運命線上にあるものと限定しているので、「寵愛線があるが運命線を超えているもの」はカウントしません。

このタイプの手相の方は、他者から恋愛感情を向けられることが多いです。
ただ、いくらモテるといっても、それをプラスと捉えるかマイナスと捉えるかは人それぞれです。向けられる愛情を喜べる場合もあれば、迷惑に感じる場合もあるからです。
そのため、せっかくの人気を必ずしも喜べるわけではないところが、他の項目とは違うポイントでもあります。

周囲からの好意を喜べるかどうかという明暗は、「感情線に、上に伸びる枝線がある」「寵愛線があり、終点が運命線上にある」と「感情線に、上下どちらにも枝線がある」「感情線に、下に伸びる枝線がある」の、それぞれ２つずつで分けられます。
「感情線に、上に伸びる枝線がある」場合は、異性にも同性にもモテて、誰からも愛される日々を過ごすことができます。モテることでやっかみを受けることもありません。「寵愛線があり、終点が運命線上にある」場合は、玉の輿に乗り、生活も心も豊かな日々を送ることができます。
ですが、「感情線に、上下どちらにも枝線がある」場合は、ナイーブすぎるために、いくらモテても心が満たされることがありません。それが同性の反感を買ってしまうこともあるので、マイナス面ばかりが目立ちます。「感情線に、下に伸びる枝線がある」場合は、モテはするものの、自分が好意を寄せる人から、好きになってもらえません。「あなたに好きと言われたいわけじゃないのに」と他の人に思うこととなるので、心も荒んでしまいます。

人気の中でも、特に強い感情が出てくることが多い「恋愛感情」だからこそ、こうした負の側面が出てくることもあります。とてもディープな悩みなので、一筋縄ではいかないのが辛いところです。
それでもなお、人気とどう向き合っていくかが、この項目に当てはまる手相の持ち主に課せられた課題ともいえますね。